こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
今年も残すところあと4日です。前半9ヶ月は仕事しながらのアウトドアライフ、後半3ヶ月は車旅を始めました。1年ですがまるで2年のような確変の年でした。
では、この1年の自分のアウトドアライフの話を振り返り、来年の抱負と生意気にアウトドア界を予想するところまで書いていきましょう!
今年の1番は旅だったことでしょう。
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2019年の出来事
2019年の宿泊数、登山日数、釣行日数
まず統計。これが今年の遊んだ数です。
1~9月は仕事をしていた期間ですが、狂ったように遊んでました。
キャンプ→仕事→車中泊して朝釣り→出勤→天体観測車中泊登山みたいな生活してました。業界ではエクストリーム出社と呼ばれます。キャンプを挟む場合は焚き火しないのがコツ。匂いが取れないので。
1~9月のキャンプ数が41回、山テント泊やハンモック泊なども入ってます。
車を車中泊仕様にして旅前の慣らし期間でしたが、7~9月の車中泊数が多めです。
また雪解け水が減って水温が上がってきた6月からテンカラシーズンが始まり6~9月の4ヶ月で26回釣行に行ってます。おかげでかなりテンカラに慣れてきました。コンスタントに釣れるようになってきてます。尺イワナも2匹釣り上げ、数時間で30匹以上釣り上げる爆釣も経験。
遊びすぎて色々してたので1か月ごとに紹介していきます。
1月
1月1日、ツェルトに包まって迎えた2019年。日の出を待ってましたが雲が多く微妙な感じでした。
この冬はツェルトに包まれて星を見たり、日の出待ったりしてることが多かったです。
ぼくの用途ではライフシステムのサバイバルシェルターなどの泊まるではなく被るツェルトがいいなと思ってますが、ツェルトで事足りてはいるのでそのうちですね。
ハンモック用のワンティグリスの化繊アンダーブランケットを購入。
数回使いましたが左右の取り付けゴムがちぎれ、直してないので使えない状態で家にほったらかされてます。
安く保温力はばっちりですが、大きすぎてザックに外付けしてまで持っていくメリットを感じてないです。今季はモンベルのダウンハガー800ハーフレングス#3で乗り越える予定です。
被るタイプのツェルト。窓がついていて外の天気を見ることができます。
車移動やとりあえずの購入ならOK。徒歩や自転車バイク移動ならサイズが気になると思うのでダウンのブランケットを探すのをオススメ。
2月
ぷち道東遠征、タウシュベツ川橋梁に星空とアイスバブルを見に行きました。
ハンモック張ってまったりと、にしても寒かった。
そして厳冬期の雌阿寒岳も登ってきました。
爆風と踏み抜きが地獄でしたが、気持ちのいい晴天で冬の岩山らしい姿を見せてくれました。
そして初の雪洞泊!
2時間ほどかけて掘りました。外は爆風轟音なのに中は無風なのが逆に怖いという。
今シーズンは雪洞とイグルーも作ってみたいと思っています。
3月
友人との雪中キャンプ。サーカスTCでストーブありというゆるキャン。3月後半になってくると晴れた平地は温かくキャンプがしやすくなってきます。
しかしキャンプ場がオープンするのは大体4月~4月末。
これが最後にサーカスTC張った時でこのあとメルカリしました。
そして富良野西岳~芦別岳まで2泊3日のテント泊。
このシーズンの冬一番きつい山行で、2日目は風速25m以上の爆風でテントが張れずブロックを積んだ陰でツェルトに包まりビバークでした。
4月
2019年は4月1日から令和でしたね!4月になると北海道も平地の雪は無くなってくる時期。
山は残雪期、北海道の1000m峰もどんどん雪が解けていきます。気候も安定し、手軽に冬山を体験できる季節でもあります。
最後の雪上テント泊がしたくてホロホロ山にテントを持って登ってきました。爆焼けでテント入ってる場合じゃねえ状態。遠くに見えるのは蝦夷富士・羊蹄山です。
雪が解け残雪の残る北海道の4月後半~は山菜の季節。
元々好きな山菜取り、今年は結構な回数山に入り行者ニンニクを中心にこごみ、ふき、うどなどを採ってキャンプで食べてました。
採れるものの種類を増やすともっと楽しくなっていくんだろうなーと思います。
そういえば今年はタラの芽を食べてない。アレが一番好きなんですが。
4月中旬~下旬、宮島沼にマガンという天然記念物の渡り鳥が飛来してきます。アニマルフォトグラファー的には聖地らしいです。
実に8万羽が飛来し、日の出とともに一斉に餌を探しに飛んでいくシーンは「ねぐら立ち」と呼ばれます。普段見ないジャンルなものなだけに真新しく貴重なシーンに出会えました。
5月
GWも過ぎた5月、横向きの天の川が東の空から上がってきます。気温もまだ肌寒いですがキレイな天の川を見ることができます。
職場近くで天体観測スポットを開拓し、仕事→星→仕事→星を繰り返してました。
また珍しくソロじゃない登山も何度かしてました。日の出前に登り、日の出を見て、ごはん食べて降りてくる。そして出勤。
誘われれば翌日仕事でも構わず山に行くようにしてました。
睡眠も分割して取ったり、車がいつでも寝れる状態なので仮眠仮眠と寝れるときに寝て、集中力が切れやすい朝晩の時間帯の車移動にはカフェイン錠も使ってました。
これは水なしで舐めるだけで溶けるので使いやすいです。車の運転中に取れる位置に常備してます。
6月
水温も上がってきて魚の活性もぼくも活性も上がっていきます。そうテンカラハイシーズンです。
川に入って、釣って、遡上して、焼いて、食って、泊まって、登って、人に会うことも電波が繋がることもない源流という新フィールドが楽しくて楽しくて2019年の夏はテンカラが一番熱いアクティビティでした。
河原で拾った鹿の角でランタンハンガーを作ってみたりもしました。
自分では使わないけど雰囲気はいいですよね。
6月末の大雪山・白雲岳にゼブラ模様の残雪をテント泊で見に行きました。
ガスガスの時間多く、晩朝昼と3回山頂登ってやっと見れて満足!
7月
テンカラ最盛期。投げる、釣れる、食う。と生きてるのを感じてました。
初の尺イワナ(30cm)も釣り上げニヤニヤのテンカラ2年生でした。歩いて、ポイントを探し歩き、毛ばりをどう流すか考えて釣るというシンプルながらアウトドアの本質を楽しめるテンカラはサイコー!
天の川も最盛期。直立した天の川とテント。夏はそれが撮りたいマンです。
そして破けるeno sub6。軽さと色は好きでしたが寝心地、快適性はkammokを使うと微妙ではありました。何度も落ちたハンモックはsub6くらい。
さらに翌8月にはkammok roo doubluも破け絶望のハンモッカーでしたが、kammokの保証で新品を送ってもらい、roo singleも購入しました。
6オンス(170g)以下のeno sub6。色も好きだったけど20Dでちょっと薄いULハンモック。読み方がイノーかイーノかそれが問題だ。
8月
友人と日本一遠い百名山・幌尻岳へ。
道民ですら容易にアクセスできないし、道外民が来るのは中々ハードな山ですね。
遠くにヒグマも見れて恐怖と感動でウキウキの登山でした。
しかし夏山は暑いので、涼を求め川へ。釣る食う寝る。
生きるために生きる生活をつづけてました。
川ではテントは使いにくい場所が多く、ハンモック泊かタープ泊でした。
モンベルのダウンハガー800ハーフレングス#3を購入し、テント、タープ泊ではメインの寝袋として、ハンモック泊でも使うようになりました。
上下保温ウェアを着て、Naturehikeのダウンテントシューズを履いて、顔に防虫ネットをかけて寝てました。
夏でも川は寒いのでそれ以外なら寝袋も省くこともできますね。
9月
9月は北海道の登りたい山を登る月にしようと思いいろいろな山に行ってました。
写真は東大雪・ニペソツ山。登山道の厳しさよりもアクセスのきつさが問題です。
しかし最高のテン場。初心者向きではないですが黒岳や白雲岳のテン場よりも断然こっちが好きになりました。
エゾナキウサギの写真を撮れたのも初めてでした。可愛すぎでしょ。
名前の通り鳴き声が可愛くオスメスで鳴き声が違うようです。まあWikipedia見てもふーんわからんね。って感じでした。
本種は「なきうさぎ」という名前の通り、甲高い鳴き声でよく鳴く。オスとメスとでは鳴き声が異なる。オスは「キィッ」または「キチィ」という音を発声する。この鳴き声を3月から10月にかけての時期は1度に4 – 16音発声し、それ以外の時期は1音のみの発声が多い。メスは「ピュー」「ピィーッ」などの伸びのある発声と、「ピィツィ」「ピキィ」などの短い発声をする。3月から10月にかけての時期は「ピィルルルル」「ピィッピィッピィッ」という連続を発声する[1]。
念願の赤いテントが買えて大満足です!
すでに新しくテントが欲しくなっていますが、冬に使える赤いダブルウォールドームテントが欲しいのです!まあヒルバーグソウロですよね。
10月
ここから車旅を始めました。
東北を中心に登って、食べて、泊まってでした。
特に岩手八幡平安比高原50kmトレイルを3泊4日で歩いたのは楽しかったですねー!
山頂を踏むよりも長い距離を歩くロングトレイルは今後さらに人気が出てコースも増えそうです!
11月
東北~関東へ。
福島の会津駒ヶ岳は久しぶりの雪遊びができて夕陽、星も見れて大満足。
そして2泊3日の甲武信ヶ岳~瑞牆山も良かったです。謎の大寒波で-10度以下と極寒でした。最近いった北アルプスよりもずっと寒かったです。
12月
今月です。山梨がサイコーで、街の雰囲気もいいし、周り全部山だし、富士山カッコいいし、山梨を10日間くらいうろうろしてました。
そして静岡へ。
登りたい山は全然ないけど富士山キレイだし、三保の松原、夢の吊り橋や奥大井湖上駅、蓬莱橋とカッコイイ橋が多くて普通に観光客してました。
まあそれはそれでたのしーい!
愛知を越えて、三重も越えて、琵琶湖周辺のキャンプ場でツイッターで声をかけて集まった2人とキャンプしてきました。
久しぶりに人間としゃべるのも楽しい、ガチなキャンパーとキャンプするのは楽しいです!得るものも多いし!
同じ趣味の人と気軽に繋がって一緒に遊べる良い時代だなと思います。
そして念願の冬の北アルプスへ。
焼岳を1泊2日テント泊。西穂独標も1泊2日テント泊で登ってきました。
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総括
2019年遊んで遊んで遊びまくったわけです。
12月27日現在で、キャンプ数が69回、車中泊数が108回、山小屋5回で182日お外寝だったようです。これ家で寝た回数数えて逆算したほうが早いやつ。
キャンプ、登山、釣り、天体観測、山菜取りと好きな外遊びを余すところなくしっかりと遊び抜いたなと思います。
アウトドア趣味だとやりたいことが増えて晴れた日に釣りか登山か悩む問題がありますが、今年は夏は釣りがメインを占めていたので割り切りやすかったなという印象です。
なにはともあれケガ無く安全に楽しくアウトドアライフを送れたので大満足でした!
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2020年の自分とキャンプ界隈
自分の話
旅
悲しいかな、金銭的な問題が発生してましてどこかの地域に沈没し、お金を貯める期間が必要なのが現状です。
そのため年が明けたら山やキャンプを楽しみながら車中泊して短期間働ける場所を探す予定です。
そして用事があるため1月前半に一度北海道に帰宅します。
最終目的地は屋久島の宮之浦岳とひそかに言ってはいますが、目指す気もあまりないのでいつか行きたい場所としての立ち位置です。目標を達成すると終わってしまう気がして嫌ですし。
ただこの旅がいつまで続くのか、それはわからない。ぼくにはわからないのだ。
アウトドア
先日登ってきた西穂独標、岩場での自分のアイゼン、ピッケルワークの未熟さに気付けました。岩場をアイゼンで歩く経験がほとんどないので当たり前ですが。その辺りを鍛えれるように2000~3000mの冬山を登っていきたいと思っています。
定番どこでは、北アルプスの乗鞍岳、燕岳、唐松岳、八ヶ岳全域、中央アルプスの木曽駒ヶ岳、南アルプスは甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳、鳳凰三山、この辺を天気と相談しながら狙っていきたいです。
あとは低山縦走や大山、東北のスノーモンスターなど冬は冬で見たい行きたいところが多いです。
またキャンプは積雪期の北海道ではない地域での経験を積みたいので平地でも雪の多い日本海側か関東北部~東北辺りを回りたいと思っています。若干の北上ですね。
北海道ほどの極寒ではない一般的な冬キャンプ雪中キャンプの中でのノウハウを得ることでブログで伝える力が増していくのではないかと思っています。
ブログ
2019年はものすごい順調で右肩上がりでPV(ページビュー)数も増え続けていて11月には10万PVも達成しました。キャンパーの中ではぼちぼちなブロガーなのではないでしょうか。ブログ見てますってツイッターで言われたり、道具選びの相談などを頂くことも増えてます。気軽に聞いてください。
アウトドア系ではありませんが、企業案件でも声をかけて頂き記事を書かせていただきました。
そして12月19日ごろに買ってよかったギア紹介記事で初のグーグル砲も浴びてリアルタイム220人、1日のPV12000ほどの有頂天も体験できました。
ただ12月12日ごろのグーグル大変動というアルゴリズムの改変でほぼ全ページの検索順位が激下がりし、現在は1か月前の3~4分の1のPVしかない状況です。
表で見ると最後ガクっと落ちてるのがそれです。笑えない。
そもそも一般キャンパーがオフシーズンな冬+年末ということで検索回数が少なくなっているようではあるのですが、それにしても深刻な状況です。
古い記事の画像サイズ落としたり、見直し修正していくことで徐々に順位が回復していくことを期待しています。どうなることやら。
ブログのスタイルとしては今までと変わらず、入門者~中級者向けのノウハウ、ギアの選び方といった記事を中心に書いていくでしょう。
苦手意識のあるレビュー記事も少し増やしていきたいと思ってます。
個人的にはキャンプから他アウトドアへの派生を積極的に布教していきたいと思ってます。釣りや登山や自転車やカメラや旅などです。
ぜつえんが来年のキャンプ界を予想!?
ツイッターでいろんなキャンパーと繋がるようになり、みんな色々考えて色々試しててすごい面白いです。似たスタイルの人が集まっているため偏ったところもありますが、現在のキャンパーの風潮というものが見えてきたりもします。
というわけで2020年のキャンプ界隈はこうなっていくんじゃね?というよりもなったらいいな的な意味も込めた予想です!
・ULやバックパックスタイルのキャンパーを中心に山や自転車、バイク、カヤック、パックラフト、釣り、カメラなどキャンプ以外のアクティビティに手をだすキャンパーが増える。
・日帰り登山を中心にハンモックを使う人が増え、さらにハンモック泊縦走という特殊カテゴリに手を出す人も出てくるようになる。
・ハンモックを張る木を養生するか問題がTwitterを中心に白熱。引用で断固養生派と2回巻くからダメージ分散派に分かれる。ぼくは養生してないですが。
・全体の流れとしては軽い=キャンプは楽にいける。という風潮になりソロはもちろんファミキャンパーなども軽量化を意識しだす。
・ある程度行きついてしまったUL系の人は逆に多少荷物増えても快適性、楽しさ重視で、ミドルライト(ML)系キャンパーになっていく。
・ここ1~2年ほどでキャンパーになった人達が金銭感覚狂ってることに唐突に気づき、気づいたらいなくなってるorマンネリ化しキャンプ回数激減。
・なんか知らんけど唐突にバケツやタライを使ったキャンプ足湯ブーム到来!ドラム缶風呂をする人も増える。
・ポータブル電源やモバイルバッテリーが普及し電熱キャンプウェアギアが増加。電熱モノはヘリノックスのチェアカバー、エアマット、寝袋、ブランケット、冬靴など。
・大手国産メーカーもULすぎないソロ用のMLギアが増えてくる。
・中国アウトドアメーカーの勢力は止まらない続々でる新製品、ぼくが待望のパチグラウンドチェア、チタンソロテーブル、チタン焚き火台、大型ネイチャーストーブ、冬用エアマット、ヨーロピアンノーム対応ダウン寝袋の増加、などそしてAEGISMAXのような格安ではなく少し高いけど高品質なミドルエンドグレードのギアが増加。
とまあ適当なこと書いてみました。
軽量化することでキャンプに行くのがお手軽になるので全体的な風潮として道具の選定、ギアの軽量化を意識する層は増えているでしょう。
そしてツイッターのULキャンパーさん達がロングトレイルやハイキング、バイクパッキングに興味ありな方が多いです。そんなキャンパーが山や釣りなど他アクティビティに手を出していくのではないかなと思ってます。
登山やツーリング旅してるような人はキャンプしたり、釣りしたり、クライミングしたり、沢登りしたりとマルチなアクティビティをする印象がありますが、キャンパーは割とキャンプばっかりな人が多いのが不思議です。
自然の美しさを知って、外で過ごす楽しさを知ってるキャンパーなら山やツーリング、釣り等相性はいいと思うのです。もっといろんなことに手を出していってほしいです!
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まとめ
2019年ほんとに遊んで、泊まって、楽しみました!
車中泊用の車にしたことが何より遊びの幅が広がったなと思っています。
来年はどんなアウトドアライフになるのか楽しみでしょうがないですよ!
2019年買ってよかったもの!
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