科学と根性で考える冬キャンプのために寒さに強くなる方法!

ノウハウ

こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!

なんで不思議ですが寒さに強い人っていますよね。

寒い地域に住んでいる人とか、日本にくる外国人とかです。

もし寒さに強くなる方法があるなら冬キャンプしやすくなっていいなあと思います。

今回は科学面から見た寒さに強い人の特徴、寒さ耐性をあげる方法、根性論で寒さに耐える方法を調べたので紹介していきます。

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寒さに強い人

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そもそも寒さに強い人、寒さ耐性のある人というのはいるのでしょうか?ということから調べてみました。

調べてみたところ寒さに強い人には共通した条件がありました。

・筋肉量が多い人

・寒さ慣れしている

・脂肪には断熱力がある

大きくこの3つでした。

さらに細かく書いていきます。

筋肉量を増やす

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調べると筋肉量の記載が多かったのと寝袋の知識がある人だと知っている人も多いでしょう。

筋肉量が多い男性のほうが女性よりも体が暖かくなりやすいという話です。

具体的には、筋肉はエネルギーを消費し続けます。

何もしていないときにもエネルギーを使い続けます。これが基礎代謝です。

そして常にエネルギーを消費していることで、常に発熱もしています。これが基礎代謝が高いと暖かくなりやすい、筋肉量が多いと寒さに強くなる。ということです。

筋肉量を上げることで寒さで震えた時の発熱量を増やす(シバリングやふるえ熱産生)こともできます。そのため男性女性以外に男性同士でも筋肉量の多い男性のほうが寒さに強いと言えます。

 

加齢によって基礎代謝は低下します。

年をとって寒さに弱くなったという話は良く聞きます。

それでも筋肉量を維持していれば寒さ耐性をある程度維持することができます。

まあれですよね、寒さに強くなるし荷物も楽に持ちやすくなりますし、筋トレをしようぜ!ってことです。

寒さ慣れ

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寒さに慣れる。寒い地域に住んでる人だから寒さに強い。

そんなおばあちゃんの知恵袋的な話ですが、実はこれは科学的に解明されているようです。

一つは、汗腺の数

汗の出てくる穴の数のことですね。汗腺が少ないほど汗が出にくく熱を逃がしにくい体ということになります。

これは3歳までに育った環境で形成され、寒い地域で育った人ほど少なくなる傾向があるようです。

もちろん“寒い地域で生まれ育った”が全てではないようです。便利な言葉を使うなら個人差が大きいです。

 

そして、非ふるえ熱産生と言われるものもあります。

先ほど説明した筋肉を震わせて発熱(ふるえ熱産生)する仕組みとは違い、体内のホルモンや内臓が発熱する仕組みです。

非ふるえ熱産生はミトコンドリアを多く含む褐色脂肪細胞が中心になって起こるものですが、上げる方法は食事をした場合や筋肉増強によるタンパク質が影響したりするようです。

そして寒い環境に長くいると寒さを感じ始めた早い段階で褐色脂肪細胞が活性しやすくなって、結果的に寒さに強くなるということもあるとのこと。

難しくてよくわかりませんが大体同じですね、筋トレしましょうということです。

脂肪をつける

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ふくよかなボディの方々がお持ちな脂肪。

脂肪には高い断熱力があります。業界ではミートテックと呼ばれたりもしますね。

どんな太った人でも氷をつかめば冷たいように、直接的な冷たさを感じるのは皮膚です。

しかし氷点下で長時間屋外にいるキャンパーは皮膚からの短期的な冷たさではなく、体の芯から冷えるような寒さを感じます。

そのためキャンプのような長時間寒さに晒される状況下では脂肪は効果的な断熱材となってくれます。

デブがいいというわけではないです、筋肉量を維持しつつ、表面に脂肪もつける。

目指すのはプロレスラー体系でしょうか。

オススメの筋トレマンガ!

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根性論での寒さ耐性

科学的に暖かくなるには筋肉つければいいということでしたが、バカは風邪をひかない理論で寒くないと思えば寒くない理論もあるわけです。

寒さを知れば耐えられる説

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ぼくはこの理論で冬キャンプや冬山登山をしている根拠は無いけど実績はある根性論の話

マイナス24度以下にもなる真冬の北海道でキャンプや登山をしているとどの程度の寒さがヤバいラインなのかがわかってきます。生き死にのラインです。

寒い→痛い→感覚がなくなる。という過程で凍傷になりますが、痛いを過ぎて感覚が鈍くなってくるとヤバいなと思い始めます。

気温や天気や体調などありますが、これはヤバいな。となるまでは肉体的な寒さなので耐えれば耐えれます。

そのため寒い環境で遊んでると感覚がマヒして死ぬ以外は大丈夫みたいな感じになってきます。

根性論ですがテントや焚き火や暖房、最悪車中泊ができる逃げ場の用意された冬キャンプならヤバいギリギリまで肉体を攻めていくのはありだと思いますよ。

極寒の限界キャンプを一度経験しておけば、次からは意外とへっちゃらだったりします。

動くのが一番暖かい説

冬キャンプ

真冬の登山でも登ってるときは割と薄着になるものです。登ると暑いんですもんね。

海外の登山家も言ってました「歩いてる限りは死なない」と。

つまりは寒いなら体を動かして発熱すればいいということ。

体震わせるのは反射的な発熱作用ですが、自分の意志で体を動かせば運動強度も自由に調節できます。発熱量を自由に調節できるということです。

冬キャンプ中にしやすい運動と言えばやはりスクワットですね。

自重でのスクワットでもウォーキング程度の運動強度を得られます。しかも一歩も動かずに。立つことのできるテント内ならそこでもできます。

筋肉量も増やすことができて発熱することもできます。冬キャンプとスクワットの相性は抜群というしかありません。

ソロテント内では腹筋とプランクを発熱運動に使ってます。

どちらも寝袋に入った状態でできるため、冷たい寝袋に入った時や寝起きの体が冷えてる時に最適です。

 

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あと個人的にオススメなのがノコギリでの薪カット

ノコギリの運動強度はかなり高いで冬でも汗をかくほどです。

あえて長い木を用意しておき、寒くなったらおもむろにノコギリで薪を作り出す。めっちゃキャンパーっぽくていいですよね!冬キャンプの必携道具がノコギリと言えるでしょう。

冬季はサムライの一撃が相棒です。

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基本は服や暖房で暖めること

いくら寒さ耐性をあげても基本は防寒着を着込むところからです。

ただ厚着すればいいわけではなく、効率的なレイヤリングをすることで微妙な温度差にも対応することができますよ。

 

人の発熱には限界があります。道具に頼って燃料も要らない湯たんぽが一番手軽です。

 

寝袋内にいるときだけでなく、テントシューズを履いたままスノーブーツを履くのもありです。寒さ対策はは足元からですよ。

 

寒さに強くなれば暖房なし冬キャンプもできる!

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まとめ

「なぜ寒いのか」を知って「どうすれば暖かくなるのか」を考えるというキャンパーらしい思考での寒さ対策を書いてみました。

言い訳をさせてもらうと書く前はこんな筋トレ記事ではなかったんですよ、でも調べていく内にこうなっていったので事実はそういうことなんでしょうね。

書きながらずっと筋肉すごい、筋トレいいな。と思ってました。

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