こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
全国1億人のハンモッカーの皆様こんばんわ!
今夏は確実にハンモック泊が浸透してきているように思います。
様々なハンモックがある中でもぼくが一番推しているKAMMOK(カモック)は注目している人も多いハンモックメーカーではないでしょうか?マンティスを筆頭に使ってる人が確実に増えてきてます。
これからハンモック泊をする人がKAMMOKでハンモックを選べるように現行ラインナップを調べてきたので紹介します。
※記事中の金額(円)は1ドル110円で計算してます。
ハンモッカーによるハンモッカーのためのハンモック記事もどうぞ!
KAMMOK(カモック)
KAMMOK(カモック)は2010年にアメリカのテキサス州オースティンで設立されたハンモックメーカーです。
またKAMMOK(カモック)の名前の由来は「キャンプ(CAMP)」と「ハンモック(HAMMOCK)」を掛け合わせた言葉です。→公式ソース
カモックのハンモックっていうと不思議な気持ちになるのは似てる言葉だからですかね。
KAMMOKのハンモックはマラリア(蚊)対策を考えられて作られていて、そのためハンモック生活を快適にする周辺道具がたくさん販売されています。
そしてKAMMOK一番の特徴といえば「生涯保障」です。
経年劣化や消耗パーツ、誤用での破損には対応していないようですが、意図せぬ破損などはケースバイケースですが保証の対応のようです。
海外メーカーですが、個人輸入で購入する人が多いカモック。保証がしっかりしているのは本当に心強いです!
カモック公式サイトから購入し届くまでの手順を画像で説明!

生涯保障で破けたハンモックが新品になった記事!

日本での輸入代理店はビッグウイングさんです。
まだ少し製品数やカラーが少なく個人輸入よりやや高め、1万円以上で買うなら輸入かなという印象。

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ハンモック
シンプルなハンモックは5種類。
製品名になっているRoo(ルー)はカンガルーのことですね。KAMMOKのロゴですし。
ちなみに、前は一人用がWallaby(ワラビー)という製品名で小さいカンガルーという意味。僕の使ってるRooは2人用という意味でした。
Roo Single UL

出典:KAMMOK
Roo Single UL | |
金額 | 89ドル(約9790円) |
カラー | 3色 |
重量 | 159g |
耐荷重 | 136kg |
乗れる人数 | 1人 |
寝れる人数 | 1人 |
展開サイズ | 127 cm x 254 cm |
収納サイズ | 8.2 cm x 13.3 cm |
生地素材 | 20Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) |
スタッフバック | 15Dリップストップナイロン Sil/PU+DWR(耐久性撥水) |
サスペンション | 超軽量トグル式 |
KAMMOKの最軽量モデルのハンモック!
いままでは寝心地重視で快適なキャンプのイメージだったKAMMOKが一気にウルトラライトのイメージに変わってきた製品。
RooSingleULの159gはハンモックの中でも最軽量クラス。これ以上の軽さとなると数えるほどしかありません。enoのSUB6でも165gあります。
他のモデルとの違いは20Dという生地の薄さ。耐久力こそ落ちますが、その軽量さは持っているのを忘れるほどです。
そしてツリーストラップとハンモックを接続するサスペンションがカラビナではなくトグル式なのも軽量化の要因。
トグル式はツリーストラップとの相性を選ぶのと、カラビナよりもストレスは少なくなるはずで、設営が早くなります。
登山やハイキング、バックパックキャンプや自転車など人力での移動が多い人にはオススメしたい、最高の軽さですよ!
Roo Single

出典:KAMMOK
Roo Single | |
金額 | 69ドル(約7590円) |
カラー | 12色 |
重量 | 289g |
耐荷重 | 181kg |
乗れる人数 | 2人 |
展開サイズ | 127 cm x 254 cm |
収納サイズ | 9.5 cm x 12.7 cm |
生地素材 | 40Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) |
スタッフバック | 40Dリップストップナイロン PU+DWR(耐久性撥水) |
サスペンション | ミニカラビナ(13kN) ダイニーマスリング(22kN) |
購入し、レビューも書いてます!→KAMMOKのROOsingleのレビュー!スリングも変更したので紹介! – ぜつえんアウトドア
1人用で生地がしっかりしたバージョンという一番オーソドックスなモデルのルーシングル!
生地が薄くデリケートなULモデルに比べ、40Dと高強度な生地のため安心して体を預けることができます。
enoのsupersubやEXPEDのトラベルハンモックに近いグレード。
カラビナがミニモデルで耐荷重が少し下がりますが、その分軽量です。

12色もある多すぎるカラーバリエーションはサイトの雰囲気に合わせやすく、あなたの好みの色を使うことができるのもうれしいポイント。
欠点はやや幅が狭めの127cmという点。身長の高い人だと窮屈感があるかもしれません。160cmのぼくは特に問題なし。
シングルULじゃ薄すぎるし、でもダブルは重いんだよねーという汎用性の高いすべてのソロキャンパーにオススメなモデル!
Roo Double

出典:KAMMOK
Roo Double | |
金額 | 79ドル(約8690円) |
カラー | 12色 |
重量 | 510g |
耐荷重 | 227kg |
乗れる人数 | 2人 |
寝れる人数 | 1人 |
展開サイズ | 170 cm x 254 cm |
収納サイズ | 13.3 cm x 16.6 cm |
生地素材 | 40Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) |
スタッフバック | 40Dリップストップナイロン PU+DWR(耐久性撥水) |
サスペンション | カラビナ(23kN) ダイニーマスリング(22kN) |
Camping hammock – Roo Double | Kammok
ぼくの使っているKAMMOK ROOがモデルチェンジしたこのモデルです!
70Dだった生地が40Dと少し薄くなってます。その分軽量化もされていますね。
カラビナも高強度なモデルで安心してザックを吊るしたりできます。
二人で乗ることも少ないですが、幅が広いため寝返りが打ちやすかったり、座った時に頭まで覆えたり、上でゴロゴロするときなどの快適さが格段に上がるのがハンモックの二人用モデル!→
【レビュー】KAMMOKROO(カモックルー)!包まれる寝心地が最高のハンモック! – ぜつえんアウトドア
ウルトラライトにこだわりがない方でハンモック泊にチャレンジしたい人は是非二人用モデルを使ってもらいたい!そのうえでもっと軽いのとなればULモデルに行くのがいいです。
Roo Double XL

出典:KAMMOK
Roo Double XL | |
金額 | 89ドル(約9790円) |
カラー | 2色 |
重量 | 623g |
耐荷重 | 227kg |
乗れる人数 | 2~3人 |
寝れる人数 | 1~2人 |
展開サイズ | 198 cm x 350.5 cm |
収納サイズ | 12.7 cm x 19 cm |
生地素材 | 40Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) |
スタッフバック | 40Dリップストップナイロン PU+DWR(耐久性撥水) |
サスペンション | カラビナ(23kN) ダイニーマスリング(22kN) |
KAMMOKの中で最大サイズのハンモック!
3人が乗れて、2人同時に寝れるという驚きのサイズです。
1人ならハンモックに対して直角に寝れるレベルではないのでしょうか?
ソロキャンパー向けではないですが、親子キャンプで一緒に乗ったり一緒に寝たいという用途にオススメです。
あとカップルで乗るのもいいですよね!うらやましいです!
Roo Jr.

出典:KAMMOK
Roo Jr. | |
金額 | 49ドル(約5390円) |
カラー | 3色 |
重量 | 247g |
耐荷重 | 181kg |
乗れる人数 | 1人 |
展開サイズ | 127 cm x 213.3 cm |
収納サイズ | 8.2 cm x 12 cm |
生地素材 | 40Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) |
スタッフバック | 40Dリップストップナイロン PU+DWR(耐久性撥水) |
サスペンション | ミニカラビナ(13kN) ダイニーマスリング(22kN) |
あんまり見ることのない子供用ハンモックです。
小さいということ以外はRooSingleと同じスペック。
全長が短くなっている分設営する木と木の幅が狭くてもいいですし、楽に立てれそう。
子供は自分用のものが好きですし、親子で並んでハンモックに乗るのはすごく楽しそうです!
耐荷重もしっかりしているので庭に張れば大人が座る用途には使えそうですね。
ハンモックテント
宿泊することを想定とした高規格のハンモック、カモックではHammock Tent(ハンモックテント)というカテゴリに分類されています。
ハンモック泊一式セットなオールインワンハンモックのMantisと自立テントにもなるSundaです。
Mantis UL

出典:KAMMOK
MantisUL | |
金額 | 259ドル(約28490円) |
カラー | 2色 |
重量 | 992g |
耐荷重 | 136kg |
展開サイズ | 304cm x 142cm |
収納サイズ | 20cm x 15cm |
乗れる人数 | 1人 |
生地素材 | 20Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) |
レインフライ 無しの重量 |
530g |
レインフライ 有りの重量 |
892g |
付属品
|
Mantis fly(フライシート) 15D 約321g |
バグネット 約152g | |
Python10Ultralight (ツリーストラップ) 約90g |
|
ミニカラビナ(13kN)x2 | |
DACステーク(アルミペグ) x6本/1本約10g |
|
ゴム紐の張り縄x2 | |
頭上用スリング | |
スタッフバッグ 約32g |
Mantis

出典:KAMMOK
Mantis | |
金額 | 229ドル |
カラー | 4色 |
重量 | 1247g |
耐荷重 | 227g |
展開サイズ | 304cm x 142cm |
収納サイズ | 20cm x 15cm |
乗れる人数 | 1人 |
生地素材 | 40Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) |
レインフライ 無しの重量 |
787g |
レインフライ 有りの重量 |
1148g |
付属品
|
Mantis fly(フライシート) |
バグネット | |
Python10 (ツリーストラップ) |
|
ミニカラビナ(13kN)x2 | |
DACステーク(アルミペグ)x6 | |
ゴム紐の張り縄x2 | |
頭上用スリング | |
スタッフバッグ |
Hammock tent – Mantis | Kammokマンティスの40D生地モデルでRooSingleのような立ち位置です。
個人的にはマンティスにするならウルトラライトにこだわらずに安定感のあるこちらのモデルにするのもありかなと思います。
MantisULとの違いは本体素材が20Dか40Dかという点、ツリーストラップがPython10UltralightかPython10かという違いです。他はサイズや付属品も同じ。
あとカラーリングが違います。Mantisが1色多いです。
Mantis360度写真
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
MantisUL Mantis共通タープ

出典:KAMMOK
Kuhli UL Mantisタープ | |
重量 | 321g |
展開サイズ | 335cm x 223cm |
素材 | 15Dリップストップナイロン Sil/PU+DRW |
ロープ取付箇所 | 8ヶ所 |
マンティスULとマンティスについているタープは同じものでどのマンティスカラーでもタープはグレーです。
記載はないですがKuhli ULというタープが使われています。
設営がしやすく軽量でハンモック泊ではない軽量ソロキャンプ時にも使えます。
ハンモックを覆いこむサイズが最低限で、雨+風などの環境化ではやや物足りないサイズです。
またガイロープを付ける位置が少なくクローズで設営はしにくいです。その分、取り回しはよく設営は素早いです。
Mantisアクセサリー
ハンモックは周辺ギアで快適性を大きく上昇させることができます。
Mantis Gear Loft

出典:KAMMOK

出典:KAMMOK
Mantis Gear Loft | |
金額 | 29ドル(約3190円) |
重量 | 36g |
素材 | 20Dポリエステル |
Mantis Gear Loft – Kammokマンティス専用のオプションアイテムです。
ハンモックのデッドスペースになりやすい端の部分に収納スペースを作ってくれるギアロフト。
こんなに充実させるとハンモックってよりテントに近づいてきてる気がしますね。降りれなくなっちゃうよ。
Mantis Ridgeline Organizer

出典:KAMMOK
Mantis Ridgeline Organizer | |
金額 | 29ドル(約3190円) |
重量 | 42g |
素材 | 20Dポリエステル |
割とどのハンモックメーカーも出してるリッジラインオーガナイザー。
頭上のリッジラインに吊るして前後に動かすことができます。寝ながら小物の整理ができるのが便利。
カモックのオーガナイザーは真ん中がぶち抜かれていてボトルなどをいれることができるのがいいところ。普通に欲しいけど、作れそうでもある。
Mantis Winter Barrier

出典:KAMMOK
Mantis Winter Barrier | |
金額 | 75ドル(約8250円) |
重量 | 241g |
素材 | 15DPU/silicone DWR耐久撥水 |
夏は蚊帳ですが、冬はこのウィンターバリアに張り替えることで保温力をアップさせることができます。
冬のハンモック泊をしていてアンダーキルトと冬用寝袋で寒くないけど、寝起きで寝袋から出るときが寒いんですよね。
実際使った人の話では結露が物凄いようです。それでも保温力はあるので使い方次第です。改造してメッシュ部を増やしている人もいました。
Sunda

出典:KAMMOK
Sunda | |
金額 | 399ドル(約43890円) |
カラー | 2色 |
重量 | 2320g |
床寸法 | 127cm x 254cm |
床面積 | 3.22㎡ |
頭上の高さ | 102cm |
収納サイズ | 18cm x 48cm |
ドア数 | 2つ |
ポール数 | 3本 |
ポール径 | 8.5mm |
ポール素材 | DAC/7001 T6 アルミニウム |
キャノピー生地 | 15D DWRリップストップナイロン |
フロア生地 | 40Dリップストップナイロン 耐水圧2000mmPU |
レイン生地 | 20Dポリリップストップ DWR//耐水圧1200mmPU |
自立型テントにもなり、ハンモックのように木で吊るすテントにもなるというハイブリッドなハンモックテント。
これがなに?と聞かれたら「木で吊るせるテント」と答えるかな。
サイズは普通の二人用テントですが天井の高さが端まで高くて居住性はとても高そう。
重量もそこまで重くないですし、初めてのソロキャンプテントなら十分すぎるスペック。そこに吊るせるというおまけがついてくる感じでしょうか。
普通のキャンパーならテントとハンモック別に持てばいいかな、と思いますが、長期のトレイルなど荷物が制限されテントが張れない、ハンモックを張れない、そんなバリエーションの多いところでは最強の選択肢になってくれそう。
すごく面白いアイテムですが、日本ではあまり使いどころがないかな。と思ってしまうものですね。
一番汎用性の高い使い方は「こんな素敵なもの買って一体どーSUNDA?」というギャグに使えます。
夫婦やカップルで長期の旅に行くなら良さそうですね!憧れます。
SUNDA2
2020.4.15よりSUNDA2がキックスターターに登場→製品化しました。2020年秋より予約開始予定です。

出典:KAMMOK
Sunda2 | |
金額 | 420ドル(約46200円) |
カラー | 1色 |
総重量 | 約2697g |
耐荷重 | 181kg |
テントサイズ | 254×127×101cm |
フロア面積 | 254×127cm |
ハンモックサイズ | 254×127cm |
フロア生地 (ハンモック生地) |
40Dリップストップナイロン 耐水圧2000mmPU DWR |
メッシュ生地 | ナノネット15Dナイロン ライトウェイトメッシュ |
キャノピー生地 | 15D DWRリップストップナイロン |
フライ生地 | Lumos 20Dポリエステルリップストップ シルバーコート インナーPUコーティング 耐水圧1200mm 難燃加工 |
ポール | DACポール×4本 |
フットプリント | 70Dナイロンタフタ |
付属品 | sunda2 本体 レインフライ フットピン ポール×4本 スタッフサック Python 10 ミニカンガクロー×2 DACペグ×6 張り縄+自在×6 |
Hammock Tent – Sunda 2 | Kammok
ツリーストラップ
ツリーストラップはハンモックと木をつなぐ道具です。必須アイテムです。
製品名のPython(パイソン)は蛇という意味です。見たまんまですね。
Python 10UL

出典:KAMMOK
Python 10 UL | |
金額 | 39ドル(約4290円) |
重量 | 90g |
耐荷重 | 136kg |
長さ | 610cm |
素材 | 超高分子量ポリエチレン |
接続ポイント | デイジーチェーン20ヶ所 |
MantisULに付属しているものと同じで、カモック最軽量のツリーストラップ。
他社の軽量ツリーストラップは、ハミングバードのツリーストラップは65gで設営が少し面倒くさいモノ。SeetosummitのULサスペンションストラップは77gです。
他に比べると最軽量とは言えませんが、汎用性が高く万人受けし、多用途で使えるデイジーチェーンのストラップで90gというのはかなり軽いジャンルです。
軽量高強度なダイニーマ系の素材ですが、ロープではなく、バンドにしているのが特徴。
木に巻きつける部分は二重になっていて木へのダメージを分散させることができます。
デイジーチェーンなら間に物をぶら下げたり、ハンモックを使わない時も単体で荷物を吊るすのに使うことができます。
MantisULは付属ですが、耐荷重的にRooSingleULやRooSingleを選ぶならこのストラップがオススメです。
Python 10

出典:KAMMOK
Python 10 | |
金額 | 29ドル(約3190円) |
重量 | 232g |
耐荷重 | 227kg |
長さ | 622cm |
素材 | ポリエステルウェビング |
接続ポイント | デイジーチェーン20ヶ所 |
ULじゃないシンプルなモデルです。ちなみに製品名の「10」はフィートで1フィート30cmほどです。左右のツリーストラップを足して622cmという意味です。
頻繁に2人や3人で乗り耐荷重がかかる用途の場合はULでよりこちらがオススメ。
RoodoubleやRoodoubleXLを選んだ方はストラップはこれがオススメです。
Python 15

出典:KAMMOK
Python 15 | |
金額 | 39ドル(約4290円) |
重量 | 335g |
耐荷重 | 227kg |
長さ | 922cm |
素材 | ポリエステルウェビング |
接続ポイント | デイジーチェーン33ヶ所 |
Python10と同じ強度の15フィートモデル。
その分デイジーチェーンのリンク数が増えています。
ツリーストラップが長いと寝心地が悪くなる原因なので、あえてこのモデルを選ぶ必要はないかなと思います。
過去にツリーストラップが短くて困ったことがある方やハンモックを吊るすため以外に道具を吊るすデイジーチェーンとして使う場合もあるなら有かも。普通の用途ではいらないかな。
Python Extenders

出典:KAMMOK
Python Extenders | |
金額 | 19ドル(約2090円) |
重量 | 181g |
耐荷重 | 227kg |
長さ | 279cm |
素材 | ポリエステルウェビング |
接続ポイント | デイジーチェーン1ヶ所 |
ツリーストラップの延長用エクステンダーです。
これを木に巻いてこれの端にツリーストラップをつないで使います。
Python15同様にあまり使うシーンが思いつかないですね。
これを木に巻く回数増やしておくと一カ所にかかる負荷を分散して木の養生にはなるかな。
ハンモックの周辺ギア
ハンモック生活を充実させるための周辺ギアです。他社ハンモックにも使いやすいですよ。
Joey
Joey | |
金額 | 35ドル(約3850円) |
重量 | 155g |
最大容量 | 75Lザックor 27kg(犬や子供は×) |
素材 | 40Dリップストップナイロン DWR/1200mmPU |
Hammock gear – Joey gear sling | Kammok
ギアスリングというハンモックの下に小さいハンモックを吊るしたような道具。
Joey(ジョーイ)はカンガルーの子という意味で、Rooの下にJoeyで見たまんまの意味です。
他社のenoやSeetosumitも似たものを出しています。ハンモックは上下がデッドスペースなのでやはりそこに収納を考えるんですね。
雨の日や地面が濡れているところでは、かなり便利で地上に荷物を置かずに済み濡れなくなる。
ギアスリングを使うのが、ハンモック泊の荷物どこ置く問題の答えのひとつだと思います。
ぼくの使用頻度が少ないのはハンモックに座るときに足がつく高さとギアスリングに荷物を載せて地面につかない高さ、そしてお尻が荷物に当たらない高さを見つけるのが割と大変というところ。
地面に足をついてハンモックに座る時間が短い人や寝るのがメインで別に椅子を持ってきている人ならかなり便利なのでオススメ!
プチ改造し使いやすくしたレビュー記事書いてます!
Ridge
マンティスのオーガナイザーとの違いがよくわからないですが、少し値段が高く重量も重いです。サイズはほぼ同じです。
そしてマンティスのオーガナイザーにはジッパーがありますが、こちらはジッパーなし。素材は記載がなくわからないです。
マンティスのオーガナイザーとは好みで!
Dragonfly
Dragonfly | |
金額 | 79ドル(約8690円) |
重量 | 278g |
素材 | 40Dリップストップナイロン |
Hammock bug net – Dragonfly | Kammokドラゴンフライ(トンボ)というかっこよすぎる名前ですが蚊帳です。
ぼくが使っているのは旧モデルでジッパーが一つですが、現行モデルではダブルジッパーで左右どちらからでも開けれます。
リッジラインに吊り下げての設営もできますし左右の紐を木にしばるだけでも張ることができます。
顔にネットが当たって煩わしいのかなと思ってましたが、かなりさらさらで柔らかい蚊帳で肌についても不快感はないです。
ハンモックと一体型の蚊帳との比較ですが、ハンモックの単体使用時にジッパーなどの接続パーツがなしで使えること、蚊帳の中で足を放り出して座る座り方ができることなどがあります。
生地が大きい分重量が重くなるのと、地面が濡れていると収納袋が濡れてしまうのがデメリットですかね。
Bolt Pack
自宅にハンモックを取り付けるための金具です。めちゃんこほしいんです!家にハンモックとか憧れちゃいます!
あ、そういえばもうに自宅にハンモック設置してました。
ハンモックのある生活は最高ですよ、オススメです!
Racer Sling

出典:KAMMOK
Racer Sling | |
金額 | 7ドル(約770円) |
重量 | 11g |
耐荷重 | 20kN |
長さ | 50cm |
ツリーストラップとハンモックをつなぐところのダイニーマスリングです。
どのハンモックにも最初から2つついているアイテムです。
そこまで消耗品という感じもしないですが、擦れたりしたら変えてくださいという商品ですね。
またダイニーマは性質上ほつれだすと焼いても止まらず裂けていくので、使用中の破損は怖いので破け始めたら早めに交換したいアイテム。
Kanga Claw
Kanga Claw | |
金額 | 10ドル(約1100円) |
重量 | 35g |
耐荷重 | 23kN |
Carabiner – Kanga Claw | Kammokこのカンガルー模様の付いたカラビナです。
クライミングでも使える強度がありますが、その分35gと少し重め、左右で70gです。
Roo SingleやSingle ULやMantis ULではミニカンガクローというより軽量シンプルなカラビナが使われています。
ここをもっと軽いパーツにすると軽量化ができます。ハイカーズデポのダッチビナーやダッチクリップがあると一気に軽量化できます。ほしい。
タープ
ハンモックとセットで使うことを想定されたタープです。
ぼくが去年買って一番良かったと思ってるのもKAMMOKのタープKuhliです。

張り縄を付けるハトメ部分にラインロックというパーツが使われていて驚きの設営しやすさと伸びる生地、ハトメの多さによる設営の自由度が魅力です。
Amazonで格安ラインロック風な金具もあります。タープに使うと設営が素早くなりますよ!
ややロック力に不安があり、強風時などでは伸びてしまうこともあります。
そんな日は固定した後に一度結びを作ってあげることで伸び防止ができます。
Kuhli UL

出典:KAMMOK
Kuhli UL | |
金額 | 129ドル(約14190円) |
総重量 | 394g |
重量内訳 | タープ 283g コードx8 56g ペグx4 42g ロープ先金具 2g スタッフバッグ 11g |
カラー | 2色 |
展開サイズ | 335cm x 223cm |
収納サイズ | 10cm x 18cm |
素材 | 15Dリップストップナイロン Sil/PU+DRW |
ロープ取付箇所 | 8ヶ所 |
Mantisに使われているものと同じULモデルのKuhliです。
サイズが少し小さくガイロープ取付位置も最低限といったところですが、あまり困ることもなさそう。シンプルで小さい分設営は早くなります。
強風でクローズするシーンだとやや狭いです。土砂降り+風になるとかなりきつめ。
仕方ないですが、生地が15Dと薄いので遮光性が低めです。
グレーなら問題気にならないと思いますが、赤いモデルで晴れるとタープ下のすべてのものが赤く染まります。
雪で反射しやすいので顕著ですが、こんな感じになります。
Kuhli

出典:KAMMOK
Kuhli | |
金額 | 169ドル(約18590円) |
総重量 | 581g |
重量内訳 | タープ 467g コードx8 56g ペグx4 42g スタッフバッグ 14g |
カラー | 2色 |
展開サイズ | 365cm x 274cm |
収納サイズ | 11cm x 20cn\m |
素材 | 15Dリップストップナイロン Sil/PU+DRW |
ロープ取付箇所 | 10ヶ所 |
ULモデルよりもサイズが大きくなり、ロープ取付箇所が2ヶ所増えています。
ぼくの使っているKuhliからモデルチェンジしたモデルです。
ロープ取付位置がぼくのは16ヶ所ありますが、10ヶ所に減ってます。
全部は使わないので10個なら十分かなと思います。
ソロキャンプならハンモック泊からテント泊、少し小さいけどタープ泊まで困るシチュエーションはないかなという万能タープです。

出典:KAMMOK
ロープ自体も細く高強度なモノに変わっています。
Kuhli Pro

出典:KAMMOK
Kuhli Pro | |
金額 | 199ドル(約21890円) |
総重量 | 737g |
重量内訳 | タープ 552g コードx10 56g ペグx8 87g スタッフバッグ 17g |
カラー | 1色 |
展開サイズ | 365cm x 274cm |
収納サイズ | 11cm x 20cn\m |
素材 | 15Dリップストップナイロン Sil/PU+DRW |
ロープ取付箇所 | 10ヶ所 |
Kuhliのプロモデルです。
スペックではサイズや生地は同じように見えます。
タープの裏側がシルバーコーティングされているようです。
熱い時期は太陽光をさえぎり、寒い時期にはタープ下の熱を反射し保温力をアップさせてくれる仕組みになっているようです。わしもプロになりたいんじゃー!
Glider

出典:KAMMOK
Glider | |
金額 | 230ドル(約25300円) |
総重量 | 652g |
カラー | 1色 |
展開サイズ | 365cm x 274cm |
収納サイズ | 14cm x 20cm |
素材 | Amphibiskin リップストップナイロン |
タープ端に水受けがあり、雨水をためることのできるタープです。その水は浄水して飲むのでしょうか。
ものすごく地球に優しい気持ちになれる道具でいいなーと思うんですが、このグライダーは廃盤になるようで、在庫もなしです。
モデルチェンジなのかどうかはわかりませんが、雨水貯めて活用という素敵な思想のタープの意志は引き継いでほしいです!
定番ハンモック比較
KAMMOKの製品名は動物の名前から
カンガルーの可愛いロゴなカモックでルー、ワラビー辺りはカンガルー意識してるんだろうなーと思っていました。
マンティスが出てきた辺りから動物の名前にこだわってるのかな?と思いだしました。
そして調べてみたらほぼすべての製品が動物の名前に由来する名称でした。
表は公式ではなくぼくが調べたモノで書いています。間違っていたらごめんなさい。
KAMMOKハンモックの予備知識
最後になって予備知識もあれなんですが、用語解説を少し。
20Dと40D
生地の素材が15Dや20Dや40Dと書いてますがこれは繊維の太さを意味するD(デニール)のことです。タイツや服でよく見るワードですが、アウトドアしているとザックやテント、マットから寝袋までデニールが表記されているためデニールで製品を選ぶこともあったりなかったりします。
デニールの定義は、「9000メートルで1グラムになる糸が1D」です。
20Dなら9000メートルで20gの糸を使っているということです。40Dなら9000メートルで40gということでほぼ2倍の糸の太さで完成品の強度や重量も上がっていきます。
基本的にはDが高い数字のほうが強度が強くなるという認識で間違いないです。
ただ素材の違いで20Dナイロンと20Dポリエステルなら基本的には20Dナイロンのほうが高強度ですので決めつけないように。
リップストップナイロン
スペースが足りなくてダイヤモンドという部分を省略してましたが、カモックのハンモックやタープは〇Dダイヤモンドリップストップナイロンという生地が使われています。
「〇D」のDはデニールという意味です。糸の太さです。
「ダイヤモンドリップストップ」は写真を見るとわかりますが斜めに縫われていてダイヤモンド型の格子状の見た目になっています。これが斜めではなく直角ならただのリップストップです。
リップストップ縫いをすることで薄い生地に強度を持たせることができ、万が一破けた時もリップストップで破け広がるのを抑えてくれる効果もあります。
「ナイロン」はデュポン社が開発したポリアミド系繊維のことです。ポリエステル系素材に比べ、高強度で引っ張り強度、摩耗強度に優れ乾きやすい素材です。
強度で比べると
15Dダイヤモンドリップストップナイロン<20Dダイヤモンドリップストップナイロン>40Dダイヤモンドリップストップナイロン
ということです。
DWR撥水
DWR(Durable Water Repellent)は、耐久性撥水のことです。
テントやタープやウェアなどに使われますが、水を生地表面で弾く撥水効果があり洗濯をしても撥水効果が落ちにくいよということです。「洗濯20回後でも撥水が~」と書かれた物のことです。
でもあれです、DWR=耐久性のある撥水のことだなー程度で覚えておくといいでしょう。
SilとPU
Silはシリコンのことで、ナイロンにシリコンコーティングがされているという意味です。
シリコンコーティングされたナイロンは多少重くなりますが、表面が滑らかになり防水性、耐久性、撥水性を向上させます。
デメリットは接着剤が付きにくく補修や修理が難しい点です。
PUはポリウレタンのことで、ナイロンにポリウレタンがコーティングされいるという意味です。
ポリウレタンを塗布することで防水性と撥水性を向上させます。
欠点は加水分解の恐れがあるということ。
まとめ
KAMMOKを改めて調べなおしてみると、会社の思想も素敵ですし、製品もかゆいところに手が届くものが多くとても魅力的です。
キャンプだけでなく、様々なアウトドアでのシーンを想定していますし、ほかにはないクリエイティブな製品も多いです。
あとはあれですね、もっと普及して気軽にアウトドアショップで購入できるようになると嬉しいです!




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コメント
はじめまして、こんばんは!
近ごろソロでのキャンプツーリングをよくやるようになり、ハンモック泊に魅力が湧いてここに辿り着きました!
他のどのブログより、分かりやすく、興味深い内容で、いつも楽しみに読まさせて頂いています。
どのハンモックを買うか悩んだ末に、やはりKAMMOKにしようと思うのですが、Mantisにするか、Roo Double+付属品諸々にするかで決めかねています。
私は大型バイクでのキャンツーメインに使うので、重さなどの積載性はあまり気にしておらず、より快適性を重視したいと思っています。
Mantisはオールインワンで至れり尽くせりですが、大きさがシングルサイズなのと、テント泊でも使おうと思っているタープの小ささが気になります。
また、私は身長180の体重75キロと割と大きい方なので、その点も含めて、Mantisでも十分な快適性が得られるのか気になり、決めかねている次第です。
もし宜しければ何かアドバイスを頂ければ幸いです。
長々と失礼致しました。
Multis様
初めましてこんばんわ!いつも読んで頂きありがとうございます。
さっそくですが、KAMMOKのMantisとRooDoubleですね。
173cmで横幅の広めな友人がMantisを使っていますが、大の字で寝ることもできるサイズ感とのことです。ぼくも乗せてもらいましたが、ゆったり乗れてシングルサイズとは思えない広さがありました。RooDoubleも2人用で快適な寝心地です。
ぼくとしては、寝心地はどちらも大差ないという感想です。そのため寝心地以外のポイントで比較していただけるといいかなと思います。
個人的には夏メインなら蚊帳使用率が高いなら一体型で設営しやすいMantisが使いやすく、夏以外の時期で蚊帳を使わなかったり虫に強く蚊帳なしでハンモック使うことを想定している場合はRooDoubleで蚊帳を別付けするのがオススメです。
Mantis付属のタープはグレーカラー限定ということと、おっしゃる通りタープが小さくテント泊でタープ下にテントを入れて使う用途には向いてないと思います。小川張りのようにテントの後ろにポールを立てて前室のようにタープを張る用途が向いています。
バイクを一緒に入れたりするのは厳しいかもしれません。
RooDoubleを選ぶとタープを別に用意する必要がありますが、ハンモック泊テント泊と兼用しやすいカラーやサイズを選ぶことができるのがメリットです。たとえばKAMMOK KuhliやDDタープの3×4などです。
ただMantisタープはハンモック泊限定で、さらに別の大きなタープを用意するということができるならタープ問題は解消すると思います。KAMMOKのタープはハンモック泊に最適化されているため木と木の間に設営するのに非常に向いています。兼用ではなく、専用と考えるのもありかと思います。
長くなりましたが、寝心地はどちらもいいので快適性で大きな問題はないかと思います。そのため蚊帳使用率や使う時期、タープの運用方法で考えていただけると自分に合ったものを選べるかと思います。
気になる点がありましたら、また質問してくださいね。
おはようございます。
ご丁寧なご回答ありがとうございます!
そして、鋭いご考察に感銘致しました!
実は、昨日からKAMMOKの公式サイトで、サマーセールが始まったようで、「ベースキャンプセット」という、ルーダブルとパイソン、ドラゴンフライのセットが20%offで販売されていたため、思わずポチってしまいました!
マンティスも24:00くらいまではカラーに限定はありましたが、まだセール価格で在庫があったものの、迷っているうちに、在庫切れなったため、ルーダブルのセットを焦って購入した次第です。
しかし、zetuen様のアドバイスを読まさせて頂き、自分の用途にはルーダブルがピッタリだと分かり、不安はありません!
本当にありがとうございます!
ついでにまたアドバイス頂きたいのですが、今度はタープについてです。
今回、Kuhliはセール対象外でしたので、DDタープを購入しようと思うのですが、サイズ的には3×3よりも、3×4でしょうか?
私は、九州在住で、ソロキャンツーがメイン、雪山に行くなんてことも恐らくないと思われます。
それに、テント泊は慣れていますが、今までタープは使ってこなかったタープ初心者です。
何かオススメのタープなどアドバイス頂ければ幸いです。
またまた長々と失礼致しました。
Multis様
おはようございます!20%offキャンペーンとはいいタイミングでしたね!購入おめでとうございます、届くのが楽しみですね!
タープですね。申し訳ないのですがDDタープで3×4はなかったです。アクアクエストという似たメーカーのものと勘違いしていました。
ハンモック泊で使われるDDタープは3×3が一番多く次いで4×4だと思います。3×3だとハンモックの最低ラインで結構ギリギリサイズでハンモックの両端が微妙にはみ出る位のサイズ、とりわけKAMMOKは大き目で多少はみ出そう。4×4だとAフレームという張り方ができハンモックを覆いきることができるサイズです。
タープは小さいほど取り回しがよく張りやすいです。またハンモック泊だと正方形よりも長方形のほうが使い勝手がいいです。
取り回しの良さ、値段の安さを考えると3×3が理想ですが、雨の日のハンモック泊では不満がでることもあるかもしれません。ただ雨の日は対角に張るなどで対応できるでしょう。
4×4サイズはハンモック泊では雨風に強く人目も遮れます、テント泊のソロキャンプだとタープ下にテントとバイクも入れることができるサイズだと思います。またタープ泊にも最適です。大きく張るのが少し大変ですが、張ってしまえば快適性は一番です。
DDタープには3.5×3.5や3.5×2.5などもありますが、少し値段があがります。
3×3と4×4でそこまでサイズ差がないように思えてしまいますが、面積で見ると3×3=9㎡と4×4=16㎡と1.7倍以上の差があります。結構違います。
最低限の居住性、雨除けと設営や取り回しの楽さだと3×3
快適性重視やタープ下にテントを入れるなどを考えるなら4×4かなと思います。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PJQSFVG
最近良さそうなタープはこのタープで3.5x3mのサイズのものです。DDタープと比べるとハトメの数が少ないため張り方のバリエーションが少ないですが、シンプルで軽量、最適なサイズのタープです。
Kuhliより少し大きい程度なサイズでハンモック泊には適しています。
ただカラーリングやバリエーションの豊富さなどDDタープとは趣旨が異なるので好みは分かれるかと思います。
タープはサイトの印象を大きく作用するものなのでカラーも含めテントやハンモック、バイクや他のギアとの相性も考えてみるといいと思います。
また長く書きましたが、DDタープでのハンモック泊写真を画像検索で調べてみるとどんな感じになるかがイメージできるかと思います。写真ではハンモックのサイズ同様な横幅が3×3、タープ大きいなと思うと4×4と使っているという見方で大体あってます。
さらに悩ませる回答になりましたが、さらに質問ありましたら気軽に聞いてください。