こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
アマゾンでキャンプギア探しているとよく見かける名前がいくつかあります。
その一つがSoomloom。パチグリルの元祖でも有名です、650FPダウン寝袋の使用者も多そうです。
今回はコスパ抜群なSoomloomのキャンプ道具を紹介していきます。
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Soomloom outdoor
なんて読むんだろう。それが第一印象。
なんて読むんだろう。それが今の印象。
なんて読むんでしょうね!すーむるーむ?
ピコグリルの偽物である元祖パチグリルを出したのがsoomloomという記憶があります。そこから急激に増えてきました。パチの元祖って言葉があってるのかもわからないわけですが。
ダウンシュラフも有名です。ダウンの中では低グレードですが、圧倒的に安い。
1万円くらいかなぁと思ってたら7000円だったみたいな。
全てに言えるのは性能はほどほど以下で低めですが、値段が安い。
それでも中華ギアであふれたamazonの中ではやや魅力的な性能でありながら安いのは売れる理由なのでしょう。
そんな読み方のわからないSoomloomのコスパに優れる製品を紹介していきます。
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ダウン寝袋


600g | 800g | 1000g | 1200g | |
重量 | 1100g | 1300g | 1500g | 1700g |
最低温度 | -5度 | -10度 | -15度 | -20度 |
快適温度 | 0~15度 | -5~10度 | -10~5度 | -15~0度 |
収納サイズ(cm) | 20×23 | 22×25 | 24×27 | 26×29 |
650FPのダウンを使用し、寝袋としては最低ランクのダウンですが、化繊モデルよりははるかに軽くコンパクト。
全身横バッフルと上半身縦バッフルの2種類があり、バッフル(仕切り)構造の違いのみで性能は全く同じ。
さらに封入されるダウン(羽毛)の量で6種類。が表にない400gと1500gは販売しているのも見たことがない。
どれも表記温度が雑過ぎて参考になりませんが、少なくとも快適温度の上限以上+5度位を見ておきたいところ。
ダウン600gなら5度以上、ダウン1000gなら-5度以上という感じ。
1グレードで1000円ほどしか金額が変わらないため、サイズと重量の制限がシビアでないなら1段上のグレードが安心。
年間2つで回すなら600gと1200gですが、1つで3シーズン使うなら800gが便利そう。
収納サイズはどれもコンプレッションサックになっていて、圧縮可能。
一番の欠点として、ダウンから獣臭がするのは当たり外れが大きい模様。
基本買うまでわからないと思って良さそう。袋から出して放置である程度良くなるモノや数回洗濯することでマシになるモノ、どうがんばっても臭いモノがあるというのがレビューから想像できます。
それを補ってあまりある安さなんですけどね。事前にあるかもを知っておくのが大事。
現在soomloomからは在庫少な目に。
Fengzel OutdoorからOEMと思われる同レベルシュラフが登場してます。
テント
TC軍幕

出典:soomloom
重量 | 5.2kg |
サイズ | 360×190×110(高)cm |
インナーサイズ | 200×100×100(高)cm |
前室 | 200×90cm |
収納サイズ | Φ19×40cm |
耐水圧 | 350mm |
フライ生地 | TC(ポリエステル65% コットン35%) |
インナー生地 | ポリエステル |
ポール | スチールポールx4本 |
やや明るめなダークグリーンの軍幕。
ポリコットンで最近流行りのソロサイズ。
張った時のサイズはバンドックのソロベースと同じというさすがのsoomloom。インナーはソロベースよりも広め。
さらにスカートがついてるので、寒い時期や雨の日には安心です。ただ暑い日はつらい仕様。
ポールが4本標準装備でポップアップさせて使うこともできるのが嬉しいポイント。ペグは弱めで、買えたいところ。
虫がいない時期はインナーテント無しでコットやマット寝をするのも快適です。
何よりソロベースの6割程度の値段なのがさすがSoomloomというところでしょう。
TC軍幕デビューにオススメのテントです。が、長らく在庫切れで復活の見込み薄。
広域2

広域2 | |
重量 | 3635g |
サイズ | 330(幅)x165(奥)x122(高)cm |
インナーサイズ | 200x165cm |
前室 | 130x165cm |
収納サイズ | Φ16x46cm |
耐水圧 | 3000mm |
生地 | 210Tポリエステル |
ポール | Φ85mm A7001アルミ合金 |
Soomloomのテントには感じで名前がつくのですが、これは広域2。よくわからなすぎて面白い。
サイズ的にはHiby3(約3.1kg)よりやや大きく、Hiby4(約4.9kg)よりはだいぶ小さい程度、Hiby3.2位なサイズ感。
サイズ同様に重量もやや重く約3.6kg。
色は薄いクリーム色でなんともダサい。しかし値段はhibyの半分程度とさすがとしか言えない。中華OEMとかもうパクリって言葉では表せない、キャンプ業界全体が中国製品に食われる恐怖を感じてしまいます。それほどにコスパは最高。
20Dモデルも登場してますが、スペックは不明。
青空2

青空2 | |
重量 | 2800g |
サイズ | 255(幅)x210(奥)x105(高)cm |
インナーサイズ | 135x210cm |
前室 | 60x210cm(前後) |
収納サイズ | Φ15×42 |
耐水圧 | 3000mm |
生地 | 210Tポリエステル |
ポール | Φ85mm A7001アルミ合金 |
双YリッジのMSRハバやネイチャーハイクMongar2と同形状。
というか、Mongar2と素材違いで同じ設計。
値段も半額ですが、重量が2.8kgとソロにしてはヘビー級。
Mongar2を安く作ったら青空2になりました。そんな感じに思えます。
重ささえ気にしなければソロ使用ならテント内は広く、前室も広い、出入りもしやすく設営も用意、値段も安いと満点なテント。でも重い。
青空2 軽量モデル
軽量の20Dナイロンを使用することで軽量化したモデルも登場。
同サイズながら、1170gという軽さで別のテントレベルにアップグレード。未だレビューがないため、実際にその重量かは謎ながら値段とサイズで見れば驚異的。
ポリ→ナイロンになることで、軽量・強度・耐摩耗性もアップしてます。
景山

景山 | |
重量 | 1700g |
サイズ | 275x150x115(高)cm |
インナーサイズ | 210x125x105(高)cm |
前室 | 125x60cm |
収納サイズ | Φ12x40cm |
耐水圧 | 3000mm |
生地 | 210Tポリエステル |
ポール | Φ85mm A7001アルミ合金 |
景山はネイチャーハイクのCloudUp2と同形状重量も近く、1.7kgと使いやすい重さ。
値段も9000円前後ですが、ここ数ヶ月は在庫切れしている模様。
テント内の居住性、出入口の向きによる使いやすさは青空2に劣りますが、狭いスペースに素早く設営しやすく、なにより軽いのが魅力。
こちらも20Dモデル、210Tモデル混合。
HAPI 4P

画像出典:soomloom
soomloomから新しいテントが登場。
あれ、見たことある?と思った方、正解です。どこから見てもサーカスTC DXですね。
五角形のTCワンポールテントでフラップが付いて、スカートも付いていて、それはもう大体同じです。
HAPI 4P | サーカスTC DX | |
形状 | 五角形ワンポール+フラップ | 五角形ワンポール+フラップ |
素材 | TC(ポリ65%・コットン35%) | TC(ポリ65%・コットン35%) 撥水加工済み |
重量 | 約12.8kg | 約12.3kg |
サイズ | 450×430×280(高)cm | 442×420×280(高)cm |
収納サイズ | 83×24×22cm | 63×27×27cm |
ポール | メイン×1本、サブ×2本 | メイン×1本、サブ×1本 |
ペグ | 22本 | 16本 |
価格 | 約29700円 | 約44000円 |
比較すると素材、形状サイズ、重量はほぼ同じ。
サブポールがsoomloomが1本多く、1.5万円位安い。
安いのは魅力ですが、個人的にこの値段差ならサーカスTC DX買っちゃうかなぁと言う感想。
テンマクの信頼度は高くありませんが、soomloomと比べればサポート面で信頼度が桁違いです。
それでもアンダー3万でこのテント買うことができるわけで、サーカスTCより安く、なんちゃってサーカスTC DX買えると考えると悩んでしまいます。
ワンポールテント

ワンポールテントですが、蚊帳+タープのセット販売のようなもの。
どちらもバラ売りもしていて、蚊帳は特にお買い得。
奥行き120cmのかなり小さいタープは420g(ロープペグ込み600g)。
インナーは吊り下げでフロア付き260g。
最大高さ55cmと座ることもできないサイズのインナーですが、フロアがあって260gは寝るには十分。タープ泊の蚊帳としてはかなり優秀でしょう。
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テーブル
折り畳みアルミテーブル
テーブル | |
重量 | 1500g |
サイズ | 40x56x36(高)cm |
収納サイズ | 13x12x44cm |
耐荷重 | 20~30kg |
素材 | アルミ合金 |
ランタンスタンド | 天板からの高さ 64cm |
Moonlenceで有名になったけど、元をたどればスノーラインが元祖なアルミテーブル。
今やネイチャーハイクも出していて、パクリ放題とかした新定番の折り畳みテーブル。
アルミ天板で火器が使え、広い天板と四本足の安定感と重量のバランスの良さ、連結可能なのが使いやすいテーブル。
性能的にはどこも変わらず、値段や色、付属品で差異がある程度。
soomloomのアルミテーブルはMoonlenceと同じ値段でランタンハンガーがついてるのが魅力。そう一番安いということ。
Moonlenceは足の色を3色から選べ、ネイチャーハイクとスノーラインは足の筋交いがなくシンプル。FLYFLYGOは小型と大型がある程度の差。
クローズドセルマット
片面銀を使ったクローズドセルマットで、185x56cmで420gのシンプルなサイズのモノ。色合いが完全にZライトソルなのはsoomloomあるある。
裏面は黄色、青、グレーの3色展開。
EVA同様に強度のある緩衝材素材のIXPEを使っています。素材にほぼ差はないようです。安く、雑に使いやすいのが魅力。
タープ
TC ヘキサタープ 420×410cm

出典:soomloom
420×410cmの六角形の撥水加工されたTC(ポリエステル+コットン)素材のタープ。
コットンを配合することで遮光性があがり、焚き火で穴が開きにくくなるのがメリット。
逆にコットンが入ることで、重く、乾きにくくなるデメリットもあります。
重量は3.8kgで、ペグ8本、ロープ6本が付属。ペグは別のモノに変えるのがベストです。
ヘキサ型の六角形の頂点にそれぞれループが有、さらに中間にもループが有、合計12点でロープやポールを付けてアレンジ可能です。
ただヘキサタープはアレンジして使うことが少ない形状で、あまり恩恵はないかも。
現在ポール有or無で5カラー展開しています。
ポールは240cmの4本継ぎ(60cm/本)で1本925g。それが2本付属です。
レクタタープ

ポリエステル素材のシンプルなタープ。
16個あるハトメ、まあまあ軽い(660g)、300x300cmでソロで使いやすいサイズ。
特に目立った魅力のないタープですが、驚くべきはポールセットで3000円以下というコスパの良さ。安すぎるっ。
ポールはおそらく50cmx4分割で200cmが2本。
安っぽい青、すべてが中途半端な性能を抜きしてもポールセットで生地がついてきてこの値段ならエントリー用としては相当お買い得でしょう。
ヘキサタープ

ポリエステル素材のヘキサ(六角形)タープの大型。
基本的には2本のポールで建てるのが使いやすい形状です。ポールは別売りで240~280cm位がオススメ。
別途160~200cm程度で残りをポップアップさせて使うのもあり。
2~5人くらいのメインタープとして使うのに適しているサイズです。
軽量で使いまわしが良さそうです。耐水圧、UVカットは必要十分ですが、生地が薄いので真夏に使うと遮光性不足でタープ下でもやや熱くなりそう。
またペグはより強度のあるものに変えるのは必須です。
伸長タープポール

出典:Soomloom
安価タープポールは4本の分離型ですが、タープ用ポールとして別売りの伸長タイプのポールを用意するのもオススメです。
太いポールの中に細いポールが仕舞いこまれる仕組みのため、どうしてもポールの径が細くなってしまうため、強風下での使用など、負荷がかかるシーンには気を付ける必要があります。
しかし、収納サイズの小ささ、長さ調整の自由度、軽量性は格段に上がり快適性も跳ね上がるギアです。
2本セットで1本520gのアルミ製。最大径28mmで25/22/19mmと先端ほど細くなっており、86~250cmで無段階調整が可能です。
ペグ
チタンペグ
タープの純正ペグがしょぼいので、タープと合わせて用意したいペグ。
定番は鍛造ペグですが、同等強度でありながら軽量で錆びない新定番なチタンの太ペグ。
Φ8mm 30cm 70g/1本です。
ちなみにスノーピークソリステ30cmは180g/本で、1本あたり約2.5倍(+110g)重いです。
例えば一度のキャンプで使うペグ数を20本と考えるとソリステ30→チタンペグ30に変えことで5.4kg→2.1kgになり、約3.3kg軽くなるわけです。すごすぎぃ!!
Φ7mm 20cm 40g/1本のチタンペグはこちら
アルミVペグ

画像出典:soomloom
パチDACペグ。→テントのポールを作ってるDACって何者?ヘリノックスとの関係は?DACを調べてみた!
超々ジュラルミン(アルミニウム合金)のVペグで重ねての収納性が高く、地面への効きも良く、汎用性の高い軽量ペグ。
1本約12gで8本入りで1000円以下とコスパは最強。DACだと約3倍の価格。
比較的強度は高めながら軽量ペグの宿命で、ヘッド付近や本体が曲がることはあります。それでもこの価格なら痛くない。
欠点は泥がV部分に残りやすい事。
チタンカップ
純チタンを使った中空ダブルウォール構造のカップ。
底は分厚く、口元は薄い口当たりの良い形状。
重量46gで120mlと少なめの量で、日本酒やエスプレッソなどに向いているでしょう。
焼き色の種類で5色あり、チタン特有の美しさがあります。
チタンでこの値段は嬉しすぎます。
チタン箸
225mmで1膳15g。
まず注意、テフロン加工をえぐるので表面加工鍋との相性は最悪です。
高温酸化加工で銀+3色あります。
転がっていかない四角型で、先端は滑り止めでつかみやすい仕様。
チタンの箸である理由は焼けない、溶けない、耐食性に優れ、金属臭もなく劣化しにくい辺りがポイントだと思います。食品用という点では、アレルギー性もなく赤ちゃんでも安心して使えるのがチタンです。
同じような銀箸のステンレスだと安いですが、重いので微妙です。
チタントング
19gで17cmのチタン製ミニトング。
Boundless Voyageと完全に同じです。
そして1円ですが、アマゾンで買うなら現状最安。アリエクスプレスならさらに安く購入可能です。
グリップも良く、ソロの焼肉で使いやすいミニトングです。短い分、手が熱くなりやすいですが、箸の延長で考えると良い道具。
レビューも書いてます。
アブローラー
アウトドアマンは知らない、Soomloomで有名なのがアブローラーであることを。
でも筋トレとキャンプもまた密接な関係があります。キャンプ場で筋トレも面白いですよ。
キャンプの荷物が重いなら背負えばいいじゃない!軽量化より筋トレをしたほうが安上がりという話! – ぜつえんアウトドア
まとめ
安いのは良いことだ。安いのは正義だ。
でも安いのには安いなりの理由があり、高いモノにも高い理由があるわけです。
買う理由が「安いから」が全てにならないキャンパーでありたいのです。


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