AEGISMAXのダウンバラクラバは保温力抜群のフード兼ネックウォーマー!

道具

こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!

完全に時期違いのモノなんですが、まあそんなこともあるのでしょう。

昨冬1シーズン使って保温力が想像以上でとても重宝した帽子。

AEGISMAX(イージスマックス)のダウンバラクラバです。

フードか、バラクラバか、フードウォーマーか、なんという表記が正しいかもわかりませんが、バラクラバ(目出し帽)と呼んでます。

今回はイージスマックスのダウンバラクラバの良いとこ悪いとこ使い方をレビューしていきます

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AEGISMAX(イージスマックス)

イージスマックスはダウンシュラフを作っている中国の会社です。

格安ではなく、それでも有名メーカーよりは格段に安いと感じる中価格で高品質な製品が多いのが特徴です。

「安かろうそれなりだろう」ではなく、「いいモノが安い」そんな性能の高さが魅力です。ネイチャーハイクのテントに近いモノがあります。

中国の寝袋でEN13537に対応しているのは珍しく、信頼度の高さもあります。

そんなイージスマックスのダウンを使った首元まであるバラクラバ?の紹介です。

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ダウンバラクラバ

AEGISMAX ダウンバラクラバ

スペック

15D撥水ナイロン生地に800FPダウンを使っています。重量は75g(袋無し実測75g)

充填ダウン量は公表されていませんが、35gです。

首まで覆うことのできる長さがあり、顔元と首元を締めこむドローコードがついていて、2点で調整することができます。

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購入時は袋がついてきたのですが、普段は寝袋やダウンウェアと一緒のスタッフバックに収納しています。

そのため元の袋が見つけれなかったのですが、KAMMOKのツリーストラップパイソン10ULの袋がピッタリサイズでした。

比較対象としてはSuperwayのLEDランタンが同じくらいのサイズでした。

ダウンなので、かなり小さく収納できます。袋に入れて使うと実際被る時に袋のいればに困るので、ウェアなど同じタイミングで使うことの多いモノと一緒に収納するのが便利です。

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使い方

被る

AEGISMAX ダウンバラクラバ

被れば温かい。シンプルな話です。

顔や首もとは普段はむき出しなので、薄いネックウォーマーなどをつけるだけでもかなり暖かさを感じるモノです。

購入前も、購入後もダウンが入っているにしてもペラペラで「本当にこんなので暖かいのかな?」という思いが強かったです。

実際つけてみると-2桁気温な真冬の屋外でも暖かく感じることができます。

冬は単体使用ではなく、ニット+ダウンバラクラバの組み合わせが多かったです。

ニット単体では寒さを感じる顔や耳、首元まで保温されるのが嬉しいポイントです。

AEGISMAX ダウンバラクラバ

顔のドローコードを絞ることで、鼻だけでるほどまで締めこむことができます。

これだけ見ると完全に面白道具なんですが、寝袋に入ってるときのような圧倒的な保温力を感じられます。

実際ここまで絞り切ることは少なく、寝る時に鼻と口が出る程度に絞ることがある程度です。

 

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実用範囲では目鼻口が出る程度なフィット感で絞って使うことが多いです。

首元はコードロック金具を外してしまい、垂れ流し状態です。

ウェアの中にしまいこむこともありますが、動いてるうちに外に出てくるので外にむき出しです。

ネックウォーマー

AEGISMAX ダウンバラクラバ

よくするお気に入りの使い方が顔を出す部分から頭を出してしまい、ネックウォーマーとして使う方法

寒いなーと思ってダウンバラクラバをかぶったけど、だんだん温かくなってきて、でも脱ぐと寒いかなという時に使いたい被り方です。

フード部分が首筋で盛り上がり、首を保温してくれます。完全にダウンネックウォーマーです。

装着したままなので、脱いでどこかに置いておく必要もないのも魅力。

この多機能性がバラクラバと呼びたくなる所以なのです。

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不満点

不満。

サイズが大きい

AEGISMAX ダウンバラクラバ

一番の欠点は大きすぎるとこ

フリーサイズなので男女どちらも使えるようにということだと思いますが、かなり大きめに作られています。フード+ダウンウェアのフードをかぶった上からでも被れるくらい大きいです。

そのせいでフィット感はかなり甘く、かぶってる最中にずれてきやすいです。

特に後頭部の上のほうが隙間が大きくスカスカになっています。

後頭部側で止めれるドローコードやマジックテープがあれば解消されそうですが、自作できる人なら改造するのもいいでしょう。

目にかかる

AEGISMAX ダウンバラクラバ

サイズが大きい弊害ですが、前の部分が落ちてきて目にかかることが多いです。

ドローコードなどで調整しても良い感じに固定はできず、気になってしまうポイントです。

AEGISMAX ダウンバラクラバ

これを解消するために編み出した方法がヘッドライトで固定しちゃう!です。

ダウンバラクラバの上からヘッドライトをしておでこで固定することでずれなくなります。

ヘッドライトの上からバラクラバをかぶると、フード部分がまだ大きく、ヘッドライトの上にかぶさってしまい、ヘッドライトの光を遮ってしまいダメでした。

あと時期的に同時に使いにくいですが、キャップ+ダウンバラクラバもツバで固定できました。でも同時に使うシーンてほとんどないんですよね。

あごから垂れるコードが邪魔

AEGISMAX ダウンバラクラバ

顔元を締めこむ紫のドローコードが垂れ流しで邪魔なんですよね。

特にコードロックパーツを伸ばしているときは重さでコードがバタバタ遊んでしまいます。

そのため、金具は根本付近にしておくのがベストです。

100均ベルクロで改造

AEGISMAX ダウンキャップ兼バラクラバ

ダイソーの貼り付けるタイプのベルクロテープで調整できるようにしました。

簡易的ですが、目にかかるのを防げるようになります。

詳細は別記事です。

活躍シーン

こんなシーンで使いたい!の例。

フードなし寝袋と合わせて

ダウンハガー800ハーフレングス

最近はUL(ウルトラライト)の流行りからキルト型やフードレスの寝袋を使う人が増えています。ぼくもモンベルダウンハガー800ハーフレングス#3という綿が胸元までしかないフードのない寝袋を使っています。

そんな寝袋とセットで使うことで保温力の心もとない顔や首を効果的に温めることができます。

そういう意味では冬限定ではなく、春や秋、標高の高い夏山でも使える部分保温アイテムです。

天体観測

星空

天体観測はどの時期に見るにしてもかなり寒いです。

北海道で、冬に、となると-20度以下になることもままあります。

そんなときにも使っていきたいダウンバラクラバです。

冬は空気が澄んでキレイに星が見えますし、流星群も多く来ます。

長時間屋外で星を見るために欠かせない防寒着としてダウンバラクラバは大いに活躍してくれます!

冬キャンプ

冬ハンモック泊

これが本命、冬キャンで大活躍してくれます。

夕方日が落ちて寒くなってきた辺りで装着、最初はネックウォーマー使用でいいでしょう。さらに寒くなってきたら完全にかぶってフード使用。

寝るときには少し絞ってより保温力をアップさせます。

朝は体が温まるまでは完全にかぶっておいて、暖かくなってきたらネックウォーマーに、と。

被り方、絞り方で保温力を調整しやすい活躍してくれます。

色は2色、黒と金です。さすがに金色は選べませんでした。

一緒に使いたいダウン製品

イージスマックスは寝袋以外にもダウン製品を多く出しています。

特に寝るときに使いたいモノが多いです。

ダウン手袋

800FPダウンで両手で42g。

ダウン手袋も使ってますが、ダウンバラクラバより極端に使用頻度は少なめです。

ミトン型で何かをつかむのには向いていなく、掴めてもダウンがつぶれて保温力を維持できません。

寝る時限定で考えれば優秀な保温具

テントシューズ

両足で75gほど。

使ってるのはネイチャーハイクのダウンテントシューズですが、ほぼ同じです。

手の出しやすい値段と足の冷えを解消できる優秀さから使用者が多いイメージ。

ナンガ、イスカ、モンベルなどに比べると薄く厳冬期には力不足ですが、秋~春まで幅広く使え、軽量コンパクトな優等生。

ダウンパンツ

寝袋のグレードを上げる前に考えたいダウンパンツという存在。

ネイチャーハイクとイージスマックスは800FPのダウンパンツを数種類展開しています。

キャンプでは焚き火の穴開きさえ気を付ければ抜群の保温力を得られ、寝るときも暖かいウェアです。下半身は寒さを感じにくい分、あまり保温着を意識しない人も多いですが、軽く暖かいダウンパンツは快適ですよ。

まとめ

改めてダウンの暖かさを感じさせてくれる道具でした。

軽く、コンパクトで温かい。そんないいことってないですよね。

かぶった見た目は不審者ですが、冬キャンパーにはオススメしたいアイテムです。

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