こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
明るければいいわけでも、軽ければいいわけでもないのがヘッドライト。
ナイトハイクや数日の縦走、冬山で使うことを考えると操作性や電池の持ちも重要になってきます。
また壊れにくいモノなので高性能なモノを選ぶと長く使うことができます。
今回は充電&電池のハイブリッド、圧倒的光量、シンプルな操作性のペツルアクティックコアを紹介します。
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PETZL(ペツル) ACTIKCORE(アクティックコア)
ペツル アクティックコア~2018 | |
照射(High) | 350ルーメン/95メートル/2時間 |
照射(Mid) | 100ルーメン/45メートル/12時間 |
照射(Low) | 5ルーメン/7メートル/160時間 |
重量(充電池) | 82g |
重量(乾電池) | 93g |
充電時間 | 約3時間 |
防水性 | IPX4 |
保証期間 | 5年 |
ヘッデン、ヘッドライト、ヘッドランプ等呼び方は様々ですが、頭につけることで両手が自由になるアウトドア用ライトです。
ブラックダイヤモンドと並び、二大ヘッドライトメーカーのペツルで、1973年に初めて登山用のヘッドライトをつくったのがペツルです。
数年前からそのペツルのフラグシップモデル、アクティックコアを愛用しています。
すでに新モデルが登場し、一世代古くなってますがヘッドライトは劇的な変化もないため必要十二分です。
頭につけてもストレスのない軽量性で、登山キャンプとオールマイティに使え、ヘッドライトとして性能不足を足りないシーンはなく、軽量で操作性にも優れるアクティックコアの魅力を書いていきます。
圧倒的光量
最大光量350ルーメン(現行モデル450ルーメン)は数あるヘッドナイトの中でもトップクラス。
正直明るすぎてその光量で使うことはほとんどありません。一段暗くした100ルーメンでの使用がほとんどです。
ナイトハイクやキャンプの夜に遠くの地形を見るために、最大光量が欲しいシーンも多々あるため350ルーメンがある安心感は別格です。
明るさはそんなになくてもいいけれど、あって困ることはない、それがぼくのヘッドライトの価値観です。
大きなボタンと迷わない操作性
ヘッドライト選びで重要視しているのがボタンの押しやすさと操作性の迷わなさです。
夜に使う道具なため目で確認して操作することはまずありません。そのため手探りで操作できるのは必須です。
また冬に使う時は分厚いグローブをつけたままでも押しやすいボタンである必要があります。
アクティックコアの好きなところは大きなボタンが一つしかないところです。
ボタンは1つだけなので操作も簡単。
1回で弱→2回で中→3回で強→4回で消灯です。
点灯状態で2秒後に押すと消灯します。光量変更時は一度消してまた好みの光量にします。
最初が暗い光量(5ルーメン)から始まるため、点けて「まぶしっ」となることがないのも好きなところ。夜のテント内や寝起きには嬉しい考えられてる仕様です。
前まで使っていたブラックダイヤモンドのヘッドライトは長押しで光量を無段階調整可能でしたが、使うのは弱中強でした。
多機能なヘッドライトは購入前は魅力的ですが、買うとわずらわしさが増えるだけなことに気付きます。
ワイド光とスポット光の使いやすさ
3つのLEDが搭載されていて、モードによりそれが使い分けられています。
弱→ワイド光
中→ワイド+スポット光
強→ワイド+スポット光 となっています。
テント内で使う時や手元を見るときに使う場合は少ない光量でワイドに照らせる弱。
メインで使う中は歩くときに足元と中景を同時に照らすためにワイド+スポット。
真っ暗な夜や遠景を照らす場合は最大to最大のワイド+スポットで350ルーメンの強。
という配分なのでしょう。
必須な赤色LED
消灯時、点灯時、どちらからでも2秒間ほど長押しすることで赤色LED点灯も可能です。
特に天体観測時に使う機能で、必要な人には必須の機能となります。
赤色にするときしか長押しを使うことがないので間違って赤になっちゃうこともない操作性もまたいいところ。
充電&電池のハイブリッド
ペツルの専用の充電池「コア」がセット販売されているアクティックコア。
1250mAhのリチウムバッテリーでmicroUSBで充電でき、3時間で満充電することが可能な充電池です。
そして単四電池x3本でも使えるハイブリッドモデルなのがポイント。
ヘッドライト、ランタンともに電池では放電率がわかりにくいデメリットがあり、充電式にすることで常に満充電で使いだせるメリットがあります。
しかし充電し忘れや使用中に電池が切れた場合に即座に使えないのが充電式のデメリット。
それを解決できるのが充電と電池のハイブリッドです。
ヘッドライトの使用頻度が多い人、ナイトハイクの回数が多い人、縦走日数が長くなる人ほど重宝するのがアクティックコアです。
基本的にテント泊縦走では寝る間にモバイルバッテリーから充電しておけば夜も朝も光量を最大限活用することができます。
スマートフォンやスマートウォッチ、ランタン、ヘッドライト、カメラと全てモバイルバッテリーで共通の充電環境にすることが軽量化にもつながるこれからの基本になっていきそうです。
暗闇でも無くさないレッド
赤と色のおもちゃみたいに安っぽい見た目なのも重要なポイント。
暗い夜に使うヘッドライトはできるだけ目立つのが有利です。
ダークカラーほど他のモノに埋もれ見つけにくくなっていきます。そもそも赤が好きなのもありますが、前まで使っていた黒いヘッドライトに比べ格段になくす頻度が減っているのも事実です。
ヘッドライトは目立つ色がいいぞー。と、そういう話です。
ホイッスルとSOS信号
たとえばたとえば、登山してて遭難しちゃったとき。
そんなときに叫んでも聞こえないほど遠くに人がいるけど、相手は気づいていないとき。
ただライトを照らすだけでは遭難だと気付いてもらえません。そんなときにはモールス信号でSOSを発信できれば便利ですよね?でもモールス信号なんてしらないよ。
それもペツルなら大丈夫、ヘッドバンドの金具にSOSの発信の仕方が書いてあるから。
ホイッスルもついているので、叫ぶよりも体力を使わずに自分の位置を知らせることができます。
なくてもいいけど、なくてもいいけどって思ってるときに限って起こるのが遭難なのでヘッドライトに付属しているといざという時に役立つはず!そんな信頼性もペツルならではでしょう。
首からぶら下げて足元を照らす
アクティックコアは全然関係ないヘッドライトの使い方ですが、頭につけるときと上下逆転し、首からぶら下げることで頭につける煩わしさを省いて足元を照らすことができます。
キャンプの夜やトイレに行くとき、寝るときに便利なつけ方です。オススメ。
ペツルの信頼性
ペツルを使っている理由のひとつに信頼性の高さがあります。
長期縦走でヘッドライトが壊れるのは最悪の事態で、ルート次第では撤退もあり得ます。
高い防水性や金属ボディも壊れにくさの要因ですが、ぼくはメーカーの信頼性を重視しています。
長く過酷な環境で使われてきたペツル、ブラックダイヤモンドなら信頼に間違いはないでしょう。
氷点下でも、吹雪でも、大雨でも使わなければならないヘッドライトなだけにメーカーは非常に重要視しています。それでも心配なので2泊以上の縦走の場合はランタンを省き、ヘッドライト2台持ちにすることもあります。
値段が高い
唯一にして最大の欠点はどう考えてもお高いところです。
Amazonで約7500円です。ヘッドライトがです。7500円のヘッドライトです。
対抗馬のブラックダイヤモンド リボルト350も7000円だよとか、ハイエンドのペツル スイフトRLは12000円だよとか周りを見ればきりは無いですが。
でも7500円のヘッドライトは高いよね?
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こんな人にオススメ!
アクティックコアがオススメなのは
・テン泊縦走をする人
・ナイトハイクをよくする人
・1つのヘッドライトで山~キャンプと多目的に使いたい人
・明るいヘッドライトが欲しい人
・充電+電池のハイブリッドなヘッドライトが欲しい人
にオススメです!
シンプルながらハイエンドな性能で、1つであらゆるアクティビティに活躍してくれる万能ヘッドライトがアクティックコアです。
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最新モデルのアクティックコア
ペツル アクティックコア 2018~ | |
照射(High) | 450ルーメン/90メートル/1.2時間 |
照射(Mid) | 100ルーメン/45メートル/10時間 |
照射(Low) | 6ルーメン/8メートル/120時間 |
重量(充電池) | 75g |
重量(乾電池) | 86g |
充電時間 | 約3時間 |
防水性 | IPX4 |
保証期間 | 5年 |
2019年にマイナーチェンジしたアクティックコアは最大光量が増えて少し軽く、色も変わっています。明るい白x赤がなくなりダークカラーよりになってます。
操作性などは変わらず、高性能になっているため今買うなら450ルーメンの新モデルを!
新アクティックコアは450ルーメンです。お間違えなく。
ペツルのヘッドライトをランタン化できるケースもオススメ!
ヘッドライトの光を拡散するランタンシェードもオススメ!
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まとめ
壊れにくく、長く使うことのできるヘッドライトは軽量性か、明るさか、使いやすさかしっかりと悩んで購入することをオススメします。
超明るいのも魅力ですが、ほかのポイントで比較することでこだわりと違う良さが見えてくるはずです!エンジョイヘッデンライフ!
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