モンベル2022春夏カタログ!新商品は良いけどカタログ改悪の悪夢は続く。

道具

こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!

2021秋冬ウェアカタログであまりの改悪に絶望したモンベラー達もギアカタログはもしかして・・・と淡い期待を抱いていたのではないでしょうか。

しかしそんな悪い期待を裏切らないのがモンベル。安心してください。残念ですよ。

今回はモンベル2022ギアカタログ・春夏ウェアカタログを読んで新商品を紹介していきます。

※各画像下の「出典:mont-bell」に製品ページへのリンクが埋め込まれてます。

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モンベル2022カタログ

モンベル カタログ 2022

2022年ギアカタログの表紙は星空の涸沢、ウェアカタログは雨で濡れると透明になる山荷葉(サンカヨウ)でした。

モンベルクラブとカタログ

1975年に創業した日本最大規模のアウトドア総合ブランドモンベル。

年会費1500円掛かるにも関わらず、モンベルクラブ会員はついに100万人を超えました。

会員になるとオンラインショップ送料無料になり、継続年数や購入総計で購入金額5~9%のポイント還元、1冊500円のカタログが年3冊届く特典があってアウトドアマンなら魅力の多い有料会員サービスです。

昨年登場の公式アプリでは商品購入はもちろんデジタル会員証としても使うことができてるので、「軽量化が求められる登山業界なのに物理会員カード持ち歩かなきゃいけねえのかよ!」という矛盾も解消されました。

クラブ会員になると年2回カタログが届きます。

・2月中旬~下旬→年間ギアカタログ+春夏ウェアカタログ

・9月中旬~下旬→秋冬ウェアカタログ

の計3冊で、どれも100ページ越えの大ボリュームです。

が、コロナの影響もあってか昨年秋冬ウェアカタログから大幅にページ削減し、内容も簡素なモノになって100万人越えのモンベラー達を悲しませました。

 

モンベル 2022 バロウバッグ

ウェアカタログほどはひどくありませんが、左が2022、右が2021という感じで虫眼鏡は必須です。

簡素化の話は別記事で酷評してるのでそちらを見てください。

ページ数と厚み

モンベル 2022 カタログの厚みとページ数

2022 2021 21→22
ページ数
ギア 131P 203P -72P(64.5%)
春夏ウェア 119P 179P -60P(66.4%)
厚み
ギア 3.6㎜ 5.8㎜ -2.2㎜(62.1%)
春夏ウェア 3.2㎜ 5.1㎜ -1.9㎜(62.7%)

性格悪そうに見えるからこういうことしちゃいけない、って思いながらやってしまいがち。

2021と2022でページ数と実測の厚みで比べました。

大体ボリューム的には3~4割減してます。体感での面白さはもっと減してますが。

でもまあ年会費1500円で100万人に配送するコストは半端じゃないでしょう。頑張ってるよモンベル。

入荷情報

新商品は

・入荷時期未定

→文字通り未定。

ページ下部の「入荷通知を受け取る」で設定すると入荷をメールで知ることができます。

・入荷待ち(受付可)

→予約として注文可能。

実物を見てから購入したい人は入荷通知を受け取るにしてもいいでしょう。

・在庫あり

→注文可能。

「直営店在庫状況を見る」でどこの店舗に在庫があるかを確認することもできます。

の3つの状態になってます。

新商品でも入荷時期は異なるので気になるモノは個別にチェックしましょう。

値上げ

モンベルに限らず各社そうなんですが多くのブランドで商品の値上げがされています。2022年は特に多い印象です。

が、モンベルは良心的。値上げしてないモノが多く、値上げ率も低めです。

数社のカタログと新商品を見て気付いたんですが、「ほぼ同じ製品だけどモデルチェンジして名前も変更」は値上げするきっかけなことが多かったです。戦略だと思いますが、なるほどなーと思いました。

では新商品を見て行きましょう。

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テーブルキャンプテントセット

出典:mont-bell

2022年の一番人気はこれだぁ!!

ミニチュアカー専門メーカー「ヒコセブン」さんが作った1/43スケールのミニチュアキャンプ道具!

「わーお家にいるのにキャンプしてるみたーい!」と楽しめるんだとかなんとか、ね。

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シームレスバロウバッグ&シームレスアルパインバロウバッグ

出典:mont-bell

独自の化学繊維中綿素材「エクセロフト」を使った化繊寝袋「バロウバッグ」シリーズ。

昨年モデルチェンジしたダウンハガー同様にバロウバッグにもシームレス化(表面に縫い目無し)の流れがきました。

これでモンベルの全ての寝袋でシームレス化が完了。

今まで「斜めに縫われた寝袋」が外見的特徴でしたが、これからは「縫い目のない寝袋」が特徴に変わりました。

シームレス化するメリットはコールドスポット(縫い目からの冷気)ができないことが大きいポイントです。素材の性質上、ダウンは偏りを防ぐためのバッフル(仕切り)が無くすことに成功した独自のスパイダーヤーンが革命的な技術だったわけです。

が、よくよく考えれば化繊は話が違うことに気付きます。シート状の中綿素材なんですからね。

 

出典:mont-bell

と思ってバロウバッグのシームレス構造を見ると表地側と裏地側の化繊を二層構造にすることでシームレス化を実現してました。

しかも冬用はもちろん、夏用も二層構造になってるようで驚きです。

シート状の素材なら裏地側の化繊無しで、シート状の生地だけでいいんじゃない?と思うわけですが、強度のあるクライマシールドとは違いそのままでは中綿が破れてしまうようです。

ちなみに今までは冬用に瓦葺構造と夏用にジグザグ構造という縫い目はあってもコールドスポットができにくい構造でした。

 

出典:mont-bell

寝袋の内側は以前と同じく斜めに縫い付けられているため、内側にスーパースパイラルストレッチシステムが搭載されてるという不思議な状態になってます。

そのため商品ページでは従来同様最大135%の表記ですが、カタログでは最大124%となっています。

シームレス化することで従来バロウバッグ130%→124%に伸縮性が落ちてるわけです。構造上仕方ないですね。

 

出典:mont-bell

嬉しいのは伸縮性を下げることで軽量化とコストダウンされたアルパインバロウバッグシリーズがシームレスで継続されてること。

アルパインダウンハガーは無くなったのでバロウバッグも無くなるだろうと思ってたので驚きです。

~170cm位までの人で安く軽くしたいならアルパインシリーズでもいいかなというのが今までの印象でした。

個人的には伸縮性が落ちてますし、値段も大差なく、化繊寝袋は10年以上も余裕で使えるのでよほどのことが無ければアルパインじゃないノーマルバロウバッグがおすすめです。

バロウバッグ 2021-22比較

モンベル シームレスバロウバッグ 2022 モデルチェンジ

約2.9MB 高画質ver

シームレスバロウバッグと昨年までのバロウバッグを比較。

値段はほぼ据え置き、冬物は重く、夏物は軽くなってる感じで、保温力は上がってるものが多いです。ダウンと違って構造が複雑になる分、重量アップしたけど、シームレスで保温力も上がったという感じでしょうか。

スタッフバッグも作り直されたのか軽量化されてます。EXP~#2まではコンプレッションバッグ。

嬉しいのは一番暖かいEXPの登場です。寒い地域で車中泊やキャンプ、自宅用にするならこれ一択です。

代わりに#2が無くなりました。

そしてアルパインの#1がめちゃくちゃ軽くなってるのに保温力上がっててすごい。采配がわからない。

ところで、モンベルの寝袋って少し特殊でダウン量でも綿量でも温度でもなくてアウトドアマンの日常会話では「#1(いちばん)の寝袋使ってるよ」って言うと思うんですよ。でも現状#1と思った時に旧アルパインなら-1℃/-8℃ですし、新シームレスなら-5℃/-12℃でまるで別物なんですよね。

すでに定番化してますが非常にあいまいな表現でわかりにくいなと、特に他社と比較するとわかりにくいなと思ってしまいます。

そしてダウンハガー同様に噛みつき防止パーツが標準装備されました。

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アルパインフライパン ディープ

出典:mont-bell

個人的にモンベルの2022年新商品で一番熱いのがこのフライパン。

以前からあったアルパインフライパンのディープ(深い)バージョン。表面が焦げ付き防止加工されたなんにでも使えるフライパンです。

側面が4.1cm→Φ5cmと1cm弱高くなってます。

 

モンベル アルパインフライパン

浅いモデルも4.1cmあるのでそれなりに深いんですが、ラーメン程度なら問題なくても汁物を作るにはやや物足りなかったので汁物向きモデルという感じですね。

自称アウトドアフライパンブランドであるエバニューのULパン16とほぼ同じ形状で値段は半額なのでコスパは抜群です。

ULパン#16(129g)に対してアルパインフライパンディープ16(194g)と重いのはもっと改良できそうです。

ちなみに浅いアルパインフライパン16がWEBではΦ17.6cmなんですが、カタログではΦ18cmです。今回のモンベルさんは数字ミスというか雑な仕上げが多いです。

ところでアルパインフライパン(Φ18cm)ってなんなの

アルパインクッカー蓋

出典:mont-bell

合わせて蓋の単体売りも始まりました。

他ブランドにも使えますし汎用性も高く、欲しかった人は多いんじゃないでしょうか。

18cmのフライパンに対応で64g

アルパインクッカーシリーズで使われてるもので以前からお店でお願いすると単品売りしてもらうことができたんですが、買いやすくなりました。

エバニューのフタ18cmは値段も高く73gと重い。けどぼくはこれの16cmを使いまわしてます。

マルチシェード

出典:mont-bell

みんなの注目度が一番高いと思われるマルチシェード

S・M・Lの3サイズ展開。

軍幕見ながら考えた製品にしか見えませんが、名前の通りマルチに使えうことを想定した半自立タープとのこと。

ムーンライトのような二股Aフレームポール構造で、床は四角の長方形

 

今どきカラーでSかMはソロキャンが快適そう。

スカートはありませんが、スカート相当の位置までフライがあるので冬も問題無さそうです

やや重いのが気になるのと、インナーテントも出せばいいのにと思ってしまいます。

アルパインクルーザー・マウンテンクルーザー

ミドルカット、ハイカットの靴が一気にモデルチェンジ。

・冬山~無積雪期縦走程度→アルパインクルーザー 800~3000

・岩場の少ない日帰り程度の登山→マウンテンクルーザー 200~600

に統一されて用途とグレードが名前からわかりやすくなりました。

残ってるのはテナヤブーツとタイオガ女性用幅狭のみです。

2022(25.5cm) 2021(25.5cm)
アルパインクルーザー 800
(554g)
ツオロミー
(595g)
× タイオガ
(563g)
マウンテンクルーザー 600
(500g)
ティトン
(559g)
マウンテンクルーザー 600 レザー
(526g)
×
マウンテンクルーザー 400
(489g)
ワオナ
(477g)
マウンテンクルーザー 400 Boa
(489g)
×
マウンテンクルーザー 200
(363g)
ラップランドストライダーMID
(412g)

名前は変わりましたが見た目的にほぼマイナーチェンジという感じでした。名前が変わって値段が上がってる代表例です。

が全般がっつり軽量化されてるので名前だけ変わったわけではありません。

アルパインクルーザー800で言えばツオロミーが2.2mm厚ヌバックとスエードレザーだったのに対して、1.6mm厚スエードになってます。今のツオロミーになる前の~2017年のツオロミーはさらにごっつい靴でした。

道具軽量化の流れに合わせて脚裏への荷重も減るためより足元から軽く動きやすくという流れなのでしょう。軽いのは良い事です。

バーサライトパック

出典:mont-bell

2022 2021
バーサライトパック 15 93g 99g
バーサライトパック 20 220g 253g
バーサライトパック 30 395g 605g
バーサライトパック 40 480g 710g

軽くなったと言えばモンベルの最軽量バックパックでULエントリーに最適なバーサライトパックが驚きの軽量化を成し遂げました。

特に40Lが230gも軽くなっててもう別のバックパック。

底生地が薄くなり、ウェストベルトの簡素化、プラパーツなどの小型化、背面メッシュの簡素化など画像で見ただけでもかなり変わってますがそれにしてもモノスゴイ軽量化です。

比べるのもずるいですが山と道 THREEが40Lで約614gですし、トレイルバムのSTEADYは40-50Lで485g。重量だけでみれば超軽量です。

全国の店舗で気軽に背負うことができますし、値段も12650円と圧倒的に安いのでウルトラライトパックエントリーに最適すぎるわけです。破けたらダクトテープ張ったり縫ったりして、それでもだめなら買い替えれば良いと思える値段です。モンベルすごすぎぃ。

アルパインライトパック

出典:mont-bell

ほぼ同じ見た目なアルパインライトパック。

バーサライトの内側に防水バック(アクアバリアサック)を搭載した防水ロールアップバックです。

以前はアルチプラノパックという名前でトップリッド別売りで出ていましたがセットにモデルチェンジです。

アクアバリア外すと何グラム減るのか気になりますが重量的にもモノ的には良さそう。ただマウンテンハードウェアのアルパインライトと丸被りなのがどうなんだろうって気持ちしかないですね。

フォールディングファイヤーピットS

出典:mont-bell

フォールディング ファイヤーピットS フォールディング ファイヤーピット
重量 2.88kg(3.21kg) 4.1kg(4.3kg)
展開サイズ 24.5×34.5×17cm 30×42×22cm
収納サイズ 24.5×34.5×5cm 30×42×5cm
値段 ¥17,600 ¥19,800

二次燃焼焚き火台の小型版でソロ~デュオ向き。

左右側が二重になっていて折りたためるのが特徴です。

()内は収納袋込み重量ですがノーマルモデルよりも差分が重いのは間違いでしょうかね。

タタミパッド

出典:mont-bell

性能で見ると微妙だけど名前は好き。

エバニュー FPマットのようなフラットなクローズドセルマットですね。

デコボコ面のあるマットは寝るにはいいんですが汚れや水が溜まるとか、かさばるとか不満も多いです。特にR値の必要無い夏場ならオーバースペックだったりします。

そんな時に使えるマットなのでしょう。

ただ120cm(383g)と150cm(479g)の2種類で重めなのは微妙。

それでも質感は見てみたいマットです。

ムーンライトスクリーン

出典:mont-bell

ムーンライト系統のAフレームポール構造を採用した自立式フロアレスシェルター。

似たアストロドームが無くなったのでその代わりでしょうか。

 

出典:mont-bell

「ふーんただのスクリーンタープじゃん」と思ってたんですがフルクローズもできるようで、寒い時期の引きこもり幕には良さそうです。

アウター吊り下げで設営もしやすそうですし、側面も立ち上がってるので居住性も高そう。

ムーンライト熊のロゴも入っててデザインもまあシンプル。見るほどに良さそうと思えてきます。

ぼくの用途とは合わないんですけどね。

GRAYL/ウルトラプレスピュリファイヤー

出典:mont-bell

モンベルが輸入販売するボトル型浄水器グレイルの3モデル目。

二重になった水筒に入れた水をフィルターでろ過する爆速浄水器。

携帯浄水器と言えば中空糸膜フィルターが多い中、活性炭、ゼオライト、電気吸着体などを使った少し変わったろ過システム。

 

ウルトラプレス
ピュリファイヤー
ジオプレス
ピュリファイヤー
ULコンパクト
ピュリファイヤー
容量 500ml 710ml 473ml
ろ過流量 500ml/10秒 710ml/8秒 473ml/15秒
フィルター寿命 300回(150L) 350回(250L) 300回(150L)
重量 354g 450g 309g
サイズ Φ7.3×25cm Φ8.6×26.5cm Φ7.3×24.5cm
値段 ¥9,878 ¥10,978 ¥8,778
交換フィルター ¥3,520 ¥3,960 ¥2,970

3種類あって、そのまま飲みやすいとか持ち手が動くとかそれぞれ特徴があるうえに容量も違えば容量と浄水スピードが比例しないという選び方が非常に難しい浄水器。

ただ数回浄水すれば好きな容量得られるし、軽さ持ち運び安さでULコンパクトが一番良いんじゃないかなとは思ってしまいます。

humangear/ゴーキット デラックス

出典:mont-bell

お皿とコップ。

まず使わないけど欲しくなるのがコップです。300mlと340mlが二重なってるようで手元のロックで開閉出来そう。ゴーバイト好きなこともあって使わないけど欲しい。誰かコップをシェアしましょう。

レインハイカージャケット

出典:mont-bell

2021-22秋冬でレイントレッカーがすごい進化をしてました。

その勢いでレインハイカーも進化したのかなと思ったらカタログとWEB販売ページの製品が全く違って笑いました。

WEBページは新製品になってますが、カタログは旧モデルのままです。結構ひどいやらかしですね。

バーサライトパンツ

出典:mont-bell

「1gでも荷物の重量を減らしたいシーンで活躍」と以前のカタログに書かれてたバーサライトパンツは裾にジッパーが付いて83g→110gと重くなりました。

使い勝手はトレントフライヤーパンツ(162g)に軽さを追求すればよかったのにと残念な変更。

まとめ

他にも新商品はたくさん出ています。

是非カタログかWEBページからチェックしてみて下さい。

カタログはちょっと残念なのでWEBページとセットで見ると情報量が増えて楽しく読めると思いますよ!

2022年アウトドアカタログまとめもどうぞ!

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コメント

  1. MamoScatta より:

    いつも楽しみに読ませてもらっています。
    カタログ改悪の件、悲しいのは辰野さんがOKしてるのだろうってことです。
    これまでのカタログの体裁こそ、モンベル創業の原点だと思ってます。

    • ぜつえん ぜつえん より:

      MamoScattaさん
      いつも読んで頂きコメントありがとうございます。
      良くも悪くも辰野さんが強い会社の印象です。
      商売は上手なのかもしれませんが、カタログもなんとか見直してほしいところですね。