3月下旬・冬季の五竜岳~唐松岳を2泊3日テントを持って縦走!

アクティビティ

こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!

3月下旬、高気圧で2日間は晴天で風も弱いことが予想できたので北アルプスのなかでもアクセスのしやすい五竜岳と唐松岳をテントを担いでゆったり歩いてきました!

想像以上に厳しいコースでしたが絶景の連続でした。

では、写真多めで五竜岳唐松岳登山の話をしていきます!

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五竜岳と唐松岳のこと

長野県と富山県の間にあり、北アルプスの北部に位置する五竜岳(2814m)と唐松岳(2695m)を登りました。どちらも北アルプスの中では後立山連峰と言われる山域です。

牛首から見た五竜岳

五竜岳は五竜スキー場のとおみ駅のゴンドラとリフトを使って標高を楽にあげれるため冬でもアクセスのしやすい百名山です。料金は片道1700円

冬に山頂まで行くのは大変ですが、手前の西遠見までは行きやすく鹿島槍や五竜岳の展望が良いので人気。

五竜岳の名前は後立山(ごりゅうざん)から取られた説、そして山頂東部に現れる菱形の岩の模様が戦国時代に武田家の紋章に似ていることから「御菱(ごりょう)」と呼ばれていたのが訛り「五竜(ごりゅう)」とついた説があります。

唐松岳に沈む夕日

唐松岳は三百名山。

白馬八方尾根スキー場のリフトとゴンドラを乗り継いで登山口までいけ、コースも冬山初心者向けで展望も良いので人気な山です。料金は片道1610円、往復2980円です。

唐松岳の名前の由来は不明瞭で、巨人のダイダラボッチが夜に仕事をしてる間に夜があけ、朝日が差し込んできた時に唐松の木を引き抜き投げたらあたったのがこの山という昔話もあるくらい謎のようです。おもしろ。

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2泊3日の行程

五竜岳~唐松岳へのコース

初日 五竜スキー場

↓リフト+ゴンドラ

アルプス平 登山口

↓遠見尾根経由

五竜山荘 テント泊

2日目 五竜山荘テント

五竜岳山頂

テント撤収

唐松山荘 ザッグデポ

唐松岳山頂

唐松山荘 テント泊

3日目 唐松岳 テント

↓八方尾根経由

八方山荘

↓ゴンドラ+リフト

八方スキー場

↓歩いて

五竜スキー場駐車場

という3日間でした。ではさらに細かく書いていきます。

1日目

五竜スキー場~五竜山荘テント泊

マムート トリオンプロ50+7 冬山パッキング

マムート トリオンプロ50+7Lにパッキング。スノーシューはいらないかなあと思いワカンに。

ザックの重量を計る

17.6kg+カメラ1kgで18.6kg位です。重いけど今シーズンずっとこんな感じで慣れてきました。

とおみ駅

大きなエスカルプラザに入ったら違う感じで、外に出たらここですね、とおみ駅からゴンドラに乗ります。から乗り継いでリフト。

遠見尾根

リフトを降りたら登っていきます。バックカントリーの人たちがたくさん。さすが白馬。

小遠見

どーん!

小遠見山からの鹿島槍と五竜岳

左のカッコいい山が鹿島槍ヶ岳、右の岩っぽい山が五竜岳。

ここからあそこに向かって歩いていくわけ。どう考えてもサイコーでしょう。

鹿島槍ヶ岳とカクネ里設計

鹿島槍ヶ岳かっこよすぎる。

山の手前の雪がたまってえぐれている部分はカクネ里雪渓と呼ばれ、2年ほど前に氷河であることが確認されたところ。

五竜岳と武田菱

五竜岳。

黒い岩場が武田家の家紋に似ていることから武田菱と呼ばれています。ここで詩とか読めば戦国時代を感じられるのかもしれないです。

双耳峰の鹿島槍ヶ岳

小遠見、中遠見、大遠見と歩いていくとだんだん鹿島槍ヶ岳の形も変わってきます。

鹿島槍は双耳峰と言われ、先ほどまで見えてた北峰と重なるように南峰があります。

写真だと左が北峰、右が南峰。

カッコイイのみ動物耳っぽくてかわいくもある、そんなカッコカワイイ山、鹿島槍。

白岳

白岳の登り

白すぎっ!!

初日の核心部はここ。白岳への登り。

トレースは無いので膝ラッセル。雪崩そうな地形だけど、雪崩そうな雪質じゃないのが救い。

白岳の登り

途中白岳山頂をトラバースして、五竜山荘に行く方が多いよう。ただ割と斜面が急で白岳山頂を巻いてきました。

五竜山荘 テント泊

山荘裏のスペースにテントを設営。

そういえば、AEGISMAX ULTRAレビューを書いていただいたなかちんさんにヒルバーグの赤いソウロを借りました。2.4kgと重めですが、圧倒的な強度、耐風性です。カッコいいですしサイコーです。

でも風もあまりないため快適。そして正面に五竜岳の絶景。

昼寝したり、ご飯食べたりして早めに寝ました。

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2日目

テント~五竜岳

遠見尾根と日の出

翌朝日の出前。昨日登ってきて斜面が染まってます。

赤いテントと日の出

日の出、今日もいい天気。

テントの前でご飯

ゆったりご飯。

冬はジェットボイルがただただ便利。お湯が沸けば十分生きていける。

五竜山荘から五竜岳へのアクセス

コースはこんな感じ。

前半は左側の雪庇に注意。一つ目の岩場(G0)はトラバース。

2つ目の岩場(G2)も夏や雪の少ないときはトラバースできるようですが、直前で全く無理な気がして上を巻いていきました。

五竜山頂への登り

前半はまだ斜度も緩め。岩場と雪のミックスなので良い感じに雪の場所を探して歩いていきますが、雪庇には近づかないようにする。

五竜山頂への登り

だんだん急になってきてG2トラバースの辺り。

右に抜ける夏道は盛り上がった雪を超える自信がなく、途中まで行って諦めて、上を巻くことに。

かなりきつい斜度なのでダガーポジションで。北斜面で雪が硬くアイゼンの前2本くらいしか刺さらないので怖い。ピッケルもスピッツェはあまり刺さらない硬さ。

ここが一番きつかった場所です。

五竜岳

登ると正面が五竜。

左は小雪庇なので気を付ける。

山頂手前の鞍部でちょっと休憩して山頂へ。

五竜岳

事前情報では10数メートルの登りとのことでしたが、雪質からか正直そうでもなく割と楽に登れました。それでも多少のダガーポジションで登る感じ。

直下の雪庇を乗り越えたらもう山頂。

五竜岳山頂

どーん

五竜岳パノラマ

五竜山頂から見た南~西へのパノラマ。

山の名前はあってるはず、ですが、鷲羽岳水晶岳は怪しい。

天気も景色もサイコー過ぎてもう動きたくない!

東側には火打妙高から四阿山、富士山なんかも見えちゃう。なにより剱岳がかっこよすぎる。よすぎる。

下りが怖いことを思い出したくない。

剱岳

つるぎー

自撮り

じどりー

下山していきます。

五竜岳の下り

山頂直下、よく登ってきたなーという斜面。
中央右の岩場がG2、あそこが怖い。

バックステップで下り

バックステップで確実に降りていく。

ソロだと斜面を写真で表現するのが難しい。

五竜山荘~唐松山荘

五竜岳から唐松岳へのコース

テントまで戻って撤収し唐松岳への縦走路を歩いていきます。

ここはあまり歩いているデータがなくて、積雪期の状況がわからなかったところ。

ただ飛騨側から強風が吹くので積雪は少なめ、雪庇は大きめ、牛首の岩場と鎖場を気を付けるという感じです。

白岳から見た唐松岳

白岳から唐松岳方面。やはり牛首辺りが大変そう。

五竜岳~唐松岳

正面上が牛首の岩場、左が唐松岳

土が出ている場所も多いですがアイゼンは外せないので歩きにくい。

ピッケルはいらなく、ストックが歩きやすいです。

ライチョウのつがい

ライチョウ。

冬だとライチョウのフンがあるとこの辺にいるんだなぁというのがわかって面白いです。あとゲップみたいな鳴き声するの初めて聞きました。かわいい。

大黒岳

右に大きく突き出した大黒岳。

雪庇が怖く、山頂踏まずにトラバースでもいいのですが、登りました。

雪は硬く、あまり沈まないのでツボで十分でした。

五竜岳

大黒岳登って、下って、少し登ったら、振りむき五竜。

この北からの五竜が見たくてコースだったりします。雄々しくてかっこよすぎる。

牛首手前

大黒岳を登り返したら本格的な岩場になってきます。

前半は楽→だんだんきつく→鎖連続 という感じです。

岩場ですが、氷、雪、直登もありアイゼンは外せないです。

ただピッケルはいるとこないほうがいいとこまちまちでした。

牛首の岩場

コースになっているところに雪が詰まっているヶ所が多くて岩場の引っかかり個所がわからず怖いとこが多いです。

一歩一歩、アイゼンを慎重にですね。

牛首の岩場

基本左巻きのコース。

右巻き個所もあるんですが雪庇怖くて無理で岩場登ったりでした。

鎖も出てきますが、雪に埋まってる鎖も多くて頼りにしきれません。雪も岩場も弱くトラバースは特に注意ですね。

牛首の岩場

鎖と雪と岩場がセットです。

鎖はかなりしっかりしたもので両手で体重かけても良さそうなのが嬉しいとこ。

場合によっては雪少し掘って、鎖を掘り出したほうが楽な場所もありました。

牛首の鎖が雪に埋まってる

牛首の最後の大きな岩場の一つ手前の岩場。

下った後に五竜側を見た写真で、右側から降りてくるヶ所だと思いますが鎖が埋まってて雪も多くまるで無理な感じ。

写真外の左側の数メートルの岩場を降りてきましたが、安全に降りれるヶ所は正直わからなかったです。一番危なかったかも。

牛首の岩場

鎖ががっつり埋まってるとピッケルが必要になります。

それでいてごそっと雪が崩れてくるのでほんと怖い。

牛首の鎖場

ロープ掴んでトラバース。

牛首の鎖場

振りむいて、鎖が埋まりすぎて怖い。雪ももろい。

牛首の鎖場

ラストの鎖場。

雪無さすぎて夏道。アイゼンワークだけ気を付ければ夏山です。

牛首から見た五竜岳

振りむき五竜。

岩場+五竜岳はそろそろ見納め。サイコー過ぎる。

でもこれ冬に唐松岳→五竜岳の逆ルートはぼくには多分無理ですね。

唐松山荘

唐松山荘が見えたら最後のトラバース。

真ん中を行ってもいいですが、怖かったので上から巻きました。

ドキドキの牛首でした。距離の長さ的には五竜岳山頂よりも緊張感と難易度高いように感じました。

唐松山荘~唐松岳~テント

唐松岳山頂と看板

唐松山荘の横にザックをデポして唐松岳へ。

10分ちょっとでいけるのでお散歩コースです。

唐松岳から白馬方面

唐松岳山頂から北側、白馬岳方面。

こっちはこっちで冬の不帰ノ嶮を超えれる気がしないですよね。

唐松岳山頂からのパノラマ

唐松岳山頂からパノラマ!

左に八方尾根唐松山荘、正面に五竜岳、右に山頂看板や剱岳。

唐松岳とテント

テントは唐松山荘横で唐松岳、剱岳、五竜岳の見える一等地。ただし風は強め。

そのためのヒルバーグソウロ。

テントから見る剱岳

テントあけると剱岳あるんですよー。よすぎないですかこれ。

五竜岳

もちろん五竜岳も見える。かっこよ。

唐松岳とテントとブルーアワー

ブルーアワー、良すぎでしょ。日本中の登山者が嫉妬する景色よ。

中央の明るいのが月、その上が金星。

テントと星空

日が落ちた後、雲が広がってきたのですがその前に撮った星空。

満足度が高すぎる。

3日目

唐松山荘~八方尾根~下山~車へ

曇天の唐松岳

ポツポツと雨の音で目が覚めた日の出前。

雲が低くて濃い感じ。予報通りですが雨になりそうなので早めに下山します。

テント撤収

朝ごはんを食べて、テントを撤収してる間に雨が少し強く、雲が低くなってきました。

冬の八方尾根

下山は八方尾根から。

細尾根になってるとこが多く、風が強いのでそこに注意。雪庇も弱くなってて踏み抜きも多めです。

それでも人気コースなだけに、踏みあとたくさんあって安心しますね。

八方ケルン

冬の下りは早い。

サクッと降りて来たら下界は晴れてるんですよね。あるある。

八方尾根リフト

サクっとおりすぎてリフト営業前でした。

1時間ほど待機してリフト2つとコンドラで下山。

白馬の道路

八方スキー場~五竜スキー場までの6kmほどはアスファルトを歩いて帰ります。

雪を歩いた後のアスファルトって硬くて足が痛くなるんですよね。文明人とは思えない。

でも家があったり車走ってると安心できますね。

無事車に戻れ、2泊3日の楽しい登山でした。

まとめ

天気に恵まれて贅沢すぎるほどにサイコーの登山ができました。

ぶっちゃけ今シーズン一番山行で、大変でした。

岩場のアイゼンワークなど北海道ではあまり体験できないいい経験もできて大満足です!

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