渓流キャンプでテンカラ釣りして初めての1匹を釣り上げた!

釣り

こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!

2ヶ月ほど前からテンカラ釣りを始めました。

数回テンカラ竿を持って釣りに行ってやっと初めての一匹を釣り上げれました!

「テンカラ始めましたー」って話のネタに使っていたのですが、アウトドアをする人や釣りをしてる人でも“テンカラ”の名前も聞いたことない方は多いです。

まだ2ヶ月の初心者ですが魚も釣れたことですし、テンカラはどんな釣りなのか、テンカラに対して思うことを初心者目線で伝えていこうと思います。

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テンカラ釣りとは

テンカラ

テンカラという言葉は略称ではなく正式名称です。

日本独自に発展していった釣りで昔は川漁師がしていた釣りで渓流でイワナ、ヤマメ、アマゴなどのマス系を釣ることを目的とした釣りのスタイルだそうです。

最近では海外の方にも人気がありTENKARAと表記するそうです。

道具がシンプル

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「竿」「糸」「毛鉤」しか使わないシンプルな釣りです。

リールのない軽量なのべ竿を使い竿より少し長いラインとハリスというラインより細い糸を使いその先に毛鉤を付けて釣りをします。

仕掛けがシンプルでラインの絡まりも少なく、手回しが早くテンポよく魚のいそうなところを狙って行けてストレスが少なく釣れる印象があります。

なぜ釣れるのか

ぼくは一番不思議なのは”なぜ毛鉤だけで釣れるのか”

おそらく海と違い魚1匹の活動範囲に制限のある渓流でエサも貴重なために魚も貪欲になるのだと思います。

その魚のいそうなポイントにその時期の虫に似せた毛鉤を流しエサと思わせて釣るスタイルなのでしょう。歩く釣りともいわれるテンカラは何度か毛鉤を流して釣れなければ上流に進んでいきます。

山が多く流れの険しい川が多い日本だからこその、地域に合わせたスタイルの釣りなんだなというのを実感します。

しかし渓流魚は警戒心が強く、人が入った後はもう釣れなくなるということもあるそうです。釣り業界ではスレてるというそうです。最近知りました。

より上流へ

そのために渓流釣りは人里離れた上流へと登っていき、時には滝やガケを超えてたどり着いた先でスレてない魚を釣り上げる、そんなロマンにあふれた世界なのだと感じてます。

そのためネットで調べても上流域は細かい川の名前が出ていなかったりすることが多かったです。ぼくも基本的には川名は出さないことにします。

誰も釣り人が来たことのない上流のさらに上の源流域のイワナまみれのユートピアに行きたいものです。

フライフィッシングとの違い

毛鉤というとフライフィッシングのイメージがぼくはありました。

テンカラとフライの違いは大きくはリールの有無でリールがない分テンカラは狭く流れの急なより上流を狙いやすくなってます。

フライはリールがあり遠くまで狙いやすいため湖や川幅の広いところでの釣りに向いているようです。

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初心者目線でのテンカラのこと

初めての魚はヤマメ

何度か釣りに行って、行くたびに一匹も釣れずに帰ってくるという悲しい思いをしていましたがやっとヤマメを釣り上げることができました。サイズこそ小さかったものの初めての1匹はうれしいですね!

ヤマメはパーマークという美しい斑点模様があり、渓流の女王とも言われます。

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初心者が狙いやすいポイント

これまで4カ所の川に行ってテンカラ釣りをしましたが、何回かヒットはしているのですが釣り上げたのが初めてでした。

どうしてヒットしているのに釣り上げれないのか。

おそらく、魚のサイズとタイミングだと思います。

サイズは純粋に魚が小さく針をしっかりと食べていないことです。

タイミングというのはいつ毛鉤を魚が食べたのか全く分からないからです。

慣れだと思いますがキャスティングした毛鉤が流れ少しあるところだとすぐに見失ってしまいます。

いつ食べたのかわからず毛鉤を上げようとしたら魚がついていてすぐバレるということが多かったです。

なので初心者の方は流れの弱い水が溜まって少し深くなっている場所を狙うのをオススメします。ぼくも初めての1匹はそんなとこで釣り上げました。

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改善点

何回か釣りに行ったことで良いとこ悪い所が少しづつわかってきました。

狙ったところに毛鉤を飛ばせないというのは練習不足に過ぎないのですが、キャスティングの際にハリスだけでなくラインで強く水面をたたいてしまうことが多々あり、それで魚が逃げてしまうことがありました。

これも練習あるのみですが貴重なポイントでは痛手となります。

キャスティング練習ですね。実践あるのみです。

ランニングコスト

道具が少なく初期費用も安く済むのですが毛鉤が消耗品で下手なため頻繁にひっかけてロストしてしまいます。

釣具店で買うと1つ大体200~250円してしまうので安くないです。

これは自分で巻くことができれば10分の1くらいの金額で抑えることができそうなので巻く道具と練習をしなければいけなそうです。やっぱり練習あるのみですね。

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ハンモックキャンプ

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釣りをして日が暮れてきたら渓流でハンモック泊をして次の日も釣りをしてきました。

浄水器があれば水に困らないこと、天気が良ければ乾いた薪が手に入ること、ハンモックが比較的張りやすいことなどぼくのキャンプスタイルと相性が良さそうなことに気づきました。

魚が連れれば焼いて食べれますし!今回は小さかったので全部リリースでしたが。

ですが、この時期は水辺ということもあり虫が非常に多いため虫対策は必須ですね。藪漕ぎも多いため肌を出すこともできないですし、マダニが怖いです。

天気次第では増水や鉄砲水もあり得るため普通のキャンプより気にすることが多いです。

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登山やキャンプとテンカラの関係性

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キャンプ場で釣りというスタイルではテンカラは少しやりにくそうですが、登山で渓流沿いを歩くようなルートではテンカラは道具が少ないのと準備が少ないので導入できそうです。

沢登りをされる方だとよりいいかもしれないですね。

なにより上流を目指していくと沢登りのようなルートもあるので軽い沢登りができないとたどり着けないところもありそうです。

テンカラ本気な人たちは泊まらないといけないようなところで釣りをするそうで沢登り装備にキャンプ装備も持って川を釣りながら登っていくそうです。

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これから始める初心者に向けて

ぼくは海や川でテンカラ以外の釣りをしていたこと、登山やキャンプもしていたということで周りにやってる人はいませんでしたが、比較的低いハードルでテンカラを始めることができました。

軽くやってみての感想ですが、道具の少なさではなく釣り技術の難易度や釣れやすさという意味の手軽さも含むとテンカラは釣り初心者向きではないと思います。

しかし、渓流は来るだけで自然豊かでとてもキレイですし楽しいです。

釣りに、川遊びと登山とキャンプ要素が詰まったものという考え方をするとまとめて一緒にいろんなアウトドアを楽しめるのでオススメです。

そういう意味ではテンカラはキャンプや登山にマンネリを感じてる人や、普通の釣りに飽きてきた方にもオススメできるスタイルのものだと思います。

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まとめ

テンカラは釣りですが、キャンプや登山をする方とつながることもできるそんなものだと思っています。なのでぼくは釣り人ではなくキャンパーとしてテンカラをしていこうと思います。

テンカラ釣り人口が増えすぎても渓流には限りがありますし、荒れてしまうとは思いますがアウトドアの懸け橋として栄えて欲しいと初心者ながらに感じてしまいました。

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