OSPREY トランスポーター95!ダッフルバッグで大荷物の快適キャンプ!

OSPREY トランスポーター95 簡単レビュー

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OSPREY トランスポーター95

OSPREY トランスポーター95 レビュー

安くなったのでほいほい買ってしまったオスプレーのダッフルバッグ。95Lです。

バックパックキャンパー?なにそれおいしいの?ってくらい手のひら返しでダッフルバッグキャンパーになってます。

 

2022-23年にモデルチェンジし、ぼくの購入したレッドは廃盤に。

旧モデルがセールになっていたので代理店のロストアローで購入しました。

 

現行モデル 旧モデル
容量 95L 95L
重量 1,540g 1,590g
サイズ 76×44×34cm 69×37×34cm
生地(メイン) 900DポリTPU 800DナイロンTPU
生地(ボトム) 600DポリTPU 800DナイロンTPU
生地(アクセント) 600DポリTPU 360/400DナイロンTPU

リサイクル生地になり、生地の防水性が上がり、バックルなどが減って簡素化した程度のモデルチェンジです。

全般ダークカラーになったのが残念。旧レッドはカッコイイので安く買えてよかった。

素材はナイロン→Bluesign認証のリサイクルポリエステル生地に変わってます。

アウトドア業界全体で、大手ブランドほど持続的な素材を使う流れがありますね。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

収納袋が付いた折りたたみタイプです。

分厚い生地であまり小さくはなりませんが、フレームが無いのでたためる、という感じ。

が、この収納袋は一度も使ってません。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

使わない時は適当にまるめてベルクロバンドで固定してます。

使用時外したバンドはそのまま外ポケットに入れれば無くなりません。

 

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表面に大きく開閉できるU字のファスナーが付いたダッフルバッグです。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

ガバッと開けるので荷物の出し入れがしやすいです。

そう!こういうダッフルが欲しかったの!使いたかったの!って思いました。

 

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開いたまま荷物置きとしても使えるのでキャンプではテントやハンモックの横に置いて使ってます。

防水生地ではありませんが、TPUコーティングを表裏地の両面に施してるため耐水性はそれなり。

ファスナーにフラップは付いてますが雨に当たれば多少の浸水はあるでしょう。

それでも雨の中で外に一晩放置みたいな使い方で無ければ濡れの心配も無さそうです。

特に雪も付着しにくいので冬キャンプで直置きで使えて便利です。

寝る時は小物を雑に突っ込んでファスナーを閉めればOKなのもズボラキャンパーには快適。

 

最近始めたワカサギ釣りも、荷物が多く適度に歩くのでこのダッフルで行こうと思ってます。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

写真からはわかりにくいですが、普段目にすることのないビッグサイズファスナー。

カーブのあるU字で荷物を入れすぎるとファスナーを閉めるのが少し大変ですが、ビッグなのでちょっと強気で閉めに行けます。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

両側から開けるダブルファスナーで、トラベルバッグなのがわかる重ねて鍵を付けれる穴付き。

 

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内側には一度も使ったことのない荷締めバンド2本と、小物入れのメッシュポケットがあります。

 

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外側にも小物入れポケットと透明のタグ入れ。

財布や車の鍵やモバイルバッテリーなどメイン気室と分けておきたいモノを入れるのに使ってます。

 

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ある程度荷物を入れると立たせておくこともできます。

再び背負うシーンやキャンプに向かう車載で便利。

おそらく濃い赤に部分がアクセントで360/400D生地なのでしょう。

 

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ボトム側は頑丈な800Dナイロン

一般的な大型バックパックでも420D程度の生地なのを考えれば相当にタフなのがわかります。ゲイターについてるアイゼンガードレベルですね。

TPUコーティングは耐久性も上げてくれるため雑に置いたり、少しくらい引きずっても問題の無い耐久力がありそうです。

 

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これまた頑丈で屈強なハンドルが付いているので両手で持ち上げる時に便利です。

雪の上ならソリのように引きずるのもありですね。

 

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四方向についてるのでどんな持ち方も出来るのがありがたいとこ。

 

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それぞれハンドル横にはカラビナなどを付ける場所なのか、ループが付いてます。

バックパックモード

OSPREY トランスポーター95 レビュー

U字に開く部分にファスナーポケットが付いています。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

そう、バックパックモードで使う時のショルダーハーネスを閉まっておくポケットです。

今回、ダッフルバッグを選ぶ上で重視したのがバックパックとして背負えることでした。大体ついてるんですけどね。

以前使ってたネイチャーハイクの防水ダッフルは肩にたすき掛けメインで長距離移動が大変でした。

車~キャンプ地までの移動を楽にするためにバックパック機能は必須だと分からせられました。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

重い荷物を背負えるようになのかバックルで取り外せるロードリフトストラップも付いてます。

が、現行では排除されてます。

だろうなと思いますが、そこまで重い荷物を背負うにもあくまでダッフルバッグですし、不必要感がありました。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

同様にU字ファスナーにかかるフラップを固定する白いバックルも現行では排除されました。

黒いバックルはショルダーハーネスを固定するバックルです。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

ホイッスル付きのチェストストラップは現行でも継続。

 

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ショルダーハーネスを接続した状態でもU字ファスナーを開くことができ、垂れすぎないでくれるのでずっと付けたまんまです。

ショルダーハーネスはポケットに仕舞うのではなく、上下バックルで取り外し可能だったらもっと便利な気がします。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

背負うとこのサイズ。

95Lだけあってバックパックとは違うサイズ感で、しかも低重心。

ウエストハーネスもありませんし、パッキングを意識しないと下に荷物が溜まって重くなりやすいです。

ただ雑に突っ込んで、気合いで担いで、キャンプサイトを目指す、みたいな使い方がダッフルバッグの良いところです。

ダッフルバッグでパッキングなんて気にしたら負け。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

どうせ隙間ができるからと化繊の冬用寝袋をスタッフバッグを使わずに入れて隙間を埋める位が丁度いいです。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

チェストストラップの斜めっぷりが恥ずかしい。

重くなりすぎないように10-15kg程度で使ってますが、そのくらいの重量なら30分程度でも歩けちゃいますね。

ショルダーハーネスがしっかりしてるので、背負い慣れてない人でもキャンプ場で車→サイトへの数百メートルなら問題ないはず。

 

OSPREY トランスポーター95 レビュー

後ろから見ると人でも入ってるんじゃないかってサイズ感。

トランスポーターには120Lもありますが、大きくなると入れすぎて重くなりがちですし95Lくらい丁度いいとこでしょう。

気になる部分

外付けに不向きなのが気になるというか、気を付けたい部分。

バックパックならマットなどの入りきらない物を外付けで対応することができます。

このダッフルは外付けはする想定になっていないため、バックパックよりも大きめを選ぶべきです。

最初から全て中に入れる想定でぼくは95Lを選びました。

キャンパー的に60L程度でも足りそうですが、個人的にはバックパック想定よりワンサイズ上げてもいいかもしれません。

逆に言えば、60Lならバックパックでもいいじゃん、という話です。

ダッフルバッグキャンプのススメ

OSPREY トランスポーター95 レビュー

ここ数年で「バックパックキャンプ」が珍しくないキャンプスタイルになったように思います。

ぼくも登山で使うバックパックを流用できるからとずっとバックパックスタイルでキャンプをしてきました。

ただ最近は「キャンプは荷物が多いほど楽しい」理論で50L以上になることもしばしば。

今考えるとキャンプならバックパックよりもダッフルバッグが断然向いてます

 

ネイチャーハイク 90l ダッフルバッグ

車でキャンプ場に行ってバックパック一つでキャンプ、そんな人も多いのではないでしょうか。

一度の移動で荷物を運び切れるなどメリットも多いですが、そんなスタイルならダッフルもオススメです。

正直、登山でも使ってるからそのバックパックでキャンプに行ってるなら道具を使いまわせててよいですが、キャンプ用にバックパックを買うならダッフルバッグを買ったほうが良くない?というのが今の感想だったりします。

そんで、ダッフルバッグキャンプをするなら非防水タイプが使いやすいよ!というレビューなのか、布教なのかわからない記事なのでした。

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他のダッフル

ネイチャーハイク ダッフルバッグ

ダッフルバッグキャンプデビューはネイチャーハイクの90Lロールトップ防水ダッフルでした。

使ってて防水性は便利ですが口が狭いのは不便でした。背負う想定になってないのも移動距離が増えると大変なとこでした。

次買うなら非防水でも口が大きく開き、バックパックのように背負える機能が付いたモノだなと考えてました。

そんな時にロストアローがセールをしててトランスポーター95Lを購入した、という流れです。

 

防水 非防水
メリット ・中が濡れない
・水没OK
・開閉がしやすい
・口が大きく開く
デメリット ・開閉が手間
・口が狭い
・中が濡れるリスク有
・水没はNG

ロールトップや防水ファスナーを採用したダッフルバッグと、

トランスポーターのように完全防水ではないダッフルバッグの特徴で比較しました。

アウトドア用なので非防水でも多少の雨なら問題ありませんが、水没は耐えられないのがポイント。

使い勝手は非防水ダッフルのほうが優れているものが多いです。

水没や大雨に当たらない用途なら非防水ダッフルが便利というわけです。

SUPやパックラフトのような水辺のアクティビティやバイク移動なら防水のメリットが出てくるでしょう。

非防水ダッフル

OSPREY
トランスポーター 95
Thule
Chasm 90L
EXPED
Radical 80
EagleCreek
カーゴハウラー
ダッフル 90L
金額 ¥27,500 ¥23,650 ¥30,250 ¥14,300
容量 95L 90L 80L 90L
重量 1,540g 2,000g 1,275g 1,190g
サイズ 76×44×34cm 74×42×33.5cm 80×40×32cm 73×32×37cm
素材 600D/900DポリTPU 840DナイロンTPE 420DナイロンPU
600DポリPU
600DポリTPU

70~90L程度で探しており、候補はこの辺りでした。

どれもバックパックモードがあり、口が大きく開くタイプです。

イーグルクリークが最有力、EXPEDラシカルが2番目でしたが、選ばれたのは一番安かったオスプレーでした。というつまらない話。

あとですね。

一番使いやすそうだと思ってたのはスーリーでした。

ただトランスポーターを使って思ったのはほぼ背負ってしか使わないので肩掛けや手で持つハンドストラップは要らなかったので結果的に一番合ってるダッフルだった気がします。

防水ファスナーダッフル

SEAL LINE
プロジップダッフル
SEATOSUMMIT
ハイドローリック
プロドライパック
75L
OSPREY
トランスポーター
ウォータープルーフ
ダッフル70
patagonia
ガイドウォーター
ダッフル 80L
MYSTERYTANCH
HIGH WATER
DUFFEL 50
ORTLIEB
ダッフル
金額 ¥48,400 ¥49,830 ¥51,700 ¥55,000 ¥47,300 ¥35,200
容量 70L 75L 70L 80L 50L 85L
重量 1,150g 1,817g 1,120g 1,010g 1,100g 1,360g
サイズ 40×71×28cm 31×68×36cm 74×36×32cm 40×84×41cm 25×60×37cm 31×65×44cm
素材 400DナイロンPU
600DポリPU
1000D TPU 630DナイロンTPU ナイロン 840Dバリスティック
ナイロン
特徴 YKKアクアシール
水没1mで30分
TIZIP
IPX8(30分水没)
YKKアクアシール
IPX7
TIZIP?
IPX7
TRUZIP TIZIP
IP67

キャンプよりもパックラフトで数泊川下りをするときに使うように欲しかった防水ダッフル。

YKKアクアシールやTIZIPやTRUZIPで水没に耐えられるファスナーを使ったモデルを探してて候補はこの辺り。

Seatosummitの2023年に出た新作TIZIPダッフルも気になりますし、少し小さいですがミステリーランチのTRUジップダッフルもめちゃくちゃ気になります。

悲しいかなかなり高額で、防水性の代償に口は大きく開けないのがネイチャーハイク ロールトップダッフルと変わらず眺めるだけでした。

いつかは、という憧れはあります。

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