こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
ソロボッチでのアウトドアが多かった私ですが、釣りとスキーを始めてからは友人と遊びに行くことが増えてきました。
“友人とするアウトドア”に特別な感情を抱く陰キャなわけで、そのせいか何か喜んでもらえることをしたいと思うわけです。
毎回色々と用意をするわけですが、自分主催なときは“しおり”を作ることが増えました。
これから行く時間や情報を簡単に共有できますし、それぞれがおんぶだっこな体験じゃなくなるのが魅力だと思ってます。
今回は友人とアウトドアするならしおりを作って行く前から気持ちを上げて楽しもうぜって話をしていきます。
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アウトドアのしおりとは
「アウトドアのしおりってなんじゃい?」って思いますよね。
まずはぼくが実際にキャンプや釣りのときに作ったモノをみてください。
キャンプのしおり
例えば、キャンプへ行ったときのしおり。
友人に渡すモノなのでふざけた感じ満載です。
大事だと思ったのは
・キャンプ場のチェックインアウト時間
・キャンプ場の料金
・キャンプ場の場所とサイト配置
・タイムスケジュール
教えられなければ公式サイトにいって調べる手間が掛かり、全く調べないで来て何も分からずにおんぶだっこになってしまう人もいます。
一人が分かってれば別にいいかなって気持ちもあるんですが、どうせなら少しでも楽にわかってもらえたら嬉しいわけですよ。
今後一人や別の友人と行くときに調べ直す必要がないですし、行く前に全体のスケジュールをイメージしやすく、どんな場所に行くのかをイメージしやすいです。
何よりこのしおりの印象が強くなるほど共通のキャンプ場像で行けると思うのも身内ネタとして楽しめるところかと思います。
渓流釣りのしおり
例えば、渓流釣りに行ったときのしおり。
一度ぼくが行ったことがあった川で詳細をわかっていたので具体的な情報で作れました。
・川の情報(川の名前・釣れる魚種・遡行難易度など)
・タイムスケジュール
・メンバー
・地図(Googleマップスクショと地形図スクショに距離やコースや時間を書き込んだもの)
キャンプよりもアクティビティ要素が増える渓流釣り。
歩く距離や地形からある程度難易度を想定し、行く前のやる気度が変わってくるのでしおりの重要度が少し上がります。と思ってます。
またウェットウェーディング+泳ぎ多めを想定していたので気温や天気も重要な要素でしょう。服装や装備も変わってきます。
車1台で向かったため集合時間など時間の詳細を出しましたが、現地時間はケースバイケースなのでわからなければ何をする予定かだけ書けば十分です。
意外と重要なのが昼食の有無。
登山でも釣りでも昼食を食べずに行動食程度で遊びきる人は多いモノです。
休憩時間を取ってご飯を食べるならバーナーやクッカーが増えるためかなり重要です。
そういった遊び方の共通認識を作れるのがしおりの良い所です。もちろんそこを意識して作ってます。
ワカサギ釣りのしおり
例えば、氷上のワカサギ釣りに行ったときのしおり。
幼少期より何度もやってきた氷上のワカサギ釣りですが、自分で道具を揃えて主体的にしたことはありませんでした。
渓流釣りのできない冬に友人と遊べる釣りとして2022年に始めました。
友人を遊びの沼に落とすコツとしては、初回で強烈な成功体験を味わってもらうことだと思ってます。
1回目は道具を貸して、次誘うまでに道具を揃えてもらえばいいわけです。
という接待ワカサギ釣りだったときのしおり。
・強烈な成功体験を味わってほしいアピール
・持ち物(接待なので服とご飯持ってくればOK)
・釣り場情報
・タイムスケジュール
接待される側って何を持ってくればいいのかわからないんですよね。ぶっちゃけ何もいらないですし。
なので最低限暖かい服装できてくれればいいことを持ち物でアピール。
そして釣り場情報は接待と言えど後に活きるおんぶだっこになりすぎないための情報と注意点。
タイムスケジュールはざっくり。
やや釣り場が特殊だったのでこのしおりは釣り場情報を知ってもらいたい要素が強めでした。
おまけにメンバーや持ち物、成功体験というワードを共通認識として使いたかったことがあります。
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しおりの作り方
こんな感じのしおりを、友人と遊ぶときに実際に自分でも作ってみよう!という記事です。
ブラウザ上やアプリで使えるデザイン制作ツール「Canva(キャンバ)」を使ってます。
多機能でテンプレートやフリー素材が多数ありポップな感じの画像を作れるツールです。
ちなみにこのブログのアイキャッチ画像や文字が入った画像は大体Canvaで作成しています。
独自性が大事だと思うのでざっくりとだけ使い方を紹介します。
Canvaの使い方
Canvaを使うには会員登録が必須。
会員登録することでパソコンとスマホで同じ編集デザインが使用できます。
会員登録ログイン後のパソコンのブラウザ上でのトップ画面。
下に以前作ったデザインが出てきます。
右上の「デザインを作成」から作成するサイズを選択します。
紙に印刷する予定だったり、こだわりが無ければA4横サイズである「チラシ/フライヤー(横)」が使いやすいサイズ。
ぼくは写真撮影サイズである3:2が使いやすいので、カスタムサイズ「幅6000px 高さ4000px」で作ったモノをブログ用などに縮小しています。
サイズを指定すると白地のページが開きます。
主に使うのは左側の「素材・アップロード(画像や写真など)・テキスト」くらい。
あとは直感的に使っていけばこんなことも出来るんだ!が分かってきます。
この辺からちょっと早足です。
左の「素材」→「線と図形」から丸角の長方形を使ってざっくり枠組み。
サイズの微調整は後から出来るのでざっくり。
次は枠への文字入れ。
左の「テキスト」→「見出しを追加」で文字を出して上部からフォント、サイズ、字間行間、エフェクトを変えられます。
文字背面の塗りつぶしは長方形の図形で作って、文字を白くしています。
タイトルの文字はエフェクトで縁取りを付けました。
枠の中に文字を追加。
ぼくは雑なので文字に枠を合わせるよりは枠に文字を合わせて行くスタイルです。
なので文字サイズや字間行間がばらばらなことが多いです。まあいいでしょうそんな感じで。
場所の画像はグーグルマップや国土地理院の画面をスクリーンショットし、「アップロード」しています。
地図に書き込みをするときはCanvaの線ツールを使ってます。手書きな曲線は引きにくいのでPhotoshopやペイントで編集してからアップロードしています。
強烈な成功体験は立体的にしてるのは文字をコピーして違うエフェクトを付けて背面に置いてます。
ほぼ完成ですがちょっと全体的に寂しいので、仕上げに「素材」にあるイラストのフリー素材を使ってそれっぽく装飾します。
釣り、魚、雪、衝撃、山といったワードで検索すると色々出てくるので隙間を埋めるように配置していきます。
タイムスケジュールにおいた釣り人のように白い部分に置くならそのままで問題ありません。
持ち物の雪の結晶のような文字と被る場合は透明度(0~100%)を変えることでうっすらと素材を配置できます。
ここまで全て無料版で作れますが、有料版にすると使える素材やフォントが増えたり、画像サイズの変更などができます。が、よっぽどヘビーユースしなければ必要無いでしょう。
Canvaはサイズを指定した1デザインに100枚までページを追加できます。
ページを追加と複製で増やすことができ、複製を使うことで微妙な色味の違いを作って比べたり、似たデザインで一部を変えたモノを作ることができます。
1つのページ最後まで作ると修正が必要なときに大変です。
途中途中で複製ページを追加しながら作って行くと微調整がしやすくなります。
完成とダウンロード
しおりが仕上がったら右上「ダウンロード」→「ファイルの種類」でJPGやPNG→「ページを選択」を選んで書き出してダウンロードします。
制作中の画像は違うモノを使ってたのと一部モザイクを入れてますが、書き出した画像がこちら。
センスが無く、デザイン系は苦手でアイキャッチ作りにいつも苦戦してるぼくですが、直感と勢いに任せてしまえばこのくらいのしおりならパパッと作れるようになりました。
コツは頑張って作り込みすぎないことです。
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しおりを作るコツ
コツってほどでもありませんが、知りたい情報も限られてます。
時間に縛られるのも嫌ですが同じ時間を遊ぶ上である程度のタイムスケジュールは大事です。
そして日付時間気温もわかると親切でしょう。1週間程度前ならそれなりに正しい天気がわかります。
あまり面識が無いならメンバーを記載しても楽しいです。二つ名を添えて。
登山や移動の多い渓流釣りならコースがわかる地図も大事。わかるなら距離や移動にかかる時間をのせてもわかりやすくなります。
キャンプならチェックインアウトの時間、料金体系、キャンプサイトの航空写真や公式にあるサイトイラストを入れてもいいですね。
大体載せたいことも限られてます。それでも自分にセンスに自信が無ければぼくの作ったしおりや情報を参考にしてもらえればと思います。
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しおりを作る魅力
「しおりなんて作らなくてもLINEすればいいでしょ?」と。
頻度が多くなるほどそうなっていくでしょう。
それでもしおりを作ることで遊びはもっと楽しくなります。
最後に手間をかけてでも“作るべきしおりの魅力”を紹介します。
行く前から楽しい
旅行と同く「計画・当日・帰宅後」と何度も楽しむことができるのがアウトドアです。
計画中はどこに行くかどうやって遊ぶかを考えて楽しい。
当日遊んでる最中はもちろん楽しい。
帰宅後は撮った写真や動画を見返して楽しい。ということです。
その計画段階をより楽しめるのがしおりです。
自分の中の理解度を上げる
実際しおりを作ってみるとわかりますが、キャンプ場の公式サイトを見たり、釣り場情報を調べたり、マップからスクリーンショットしたり、と普段以上によく調べます。
さらに情報をしおりにアウトプットすることで理解度が増します。
調べる(インプット)→まとめてブログやしおりにする(アウトプット)
の流れは勉強と同じほぼ学習なわけで理解度は格段に深くなります。
遊び方の共通認識
いつも遊んでる友人ならいつも通りになってしまいますが、しおりを作ることで遊び方の認識を統一しやすくなります。
お昼ご飯は食べるのか、がっつりめなのか、ゆるゆるなのか、休憩は多いのか、遊び多めなのか、自由時間あるのか、といった部分ですね。
主に地図とタイムスケジュールに出やすい部分です。
目的が同じならすれ違いも減るでしょう。
主体性を高める
ソロアウトドアマンには標準装備な“主体性”というモノがあります。
主体性とは、行く場所の選定、全体の時間配分、持って行く道具の選定、現地での遊び方といった自分で計画して自分で実践する力のことです。
ぼくがおんぶだっこと表現するのは連れてってもらうことが当たり前になった主体性の低い遊び方をしてる人のことです。
おんぶだっこにならないために、他人が主催した他人主体の遊びだとしてもきちんと計画が頭に入ってて、地図や道程を理解していればそのまま次回に生かすことができます。
どうしても抽象的な表現になってしまいますが、情報の詰まったしおりを渡すことで、連れてってもらうにならないで主体性を持ってほしいという作者の独りよがりな自慰行為ですね。
マンネリ化防止
いつもの友人と1泊2日キャンプや日帰り登山や釣りだと、どうしても遊びがマンネリしてきます。
それを解消する意味でもしおりで行く前から気持ちを上げておくのにしおりは役立つのではないかとぼくが言ってました。
自己満足なことを認識
作って楽しい見て楽しい“しおり”ですが、作成者の自己満足であることは拭えません。
だってラインすれば十分情報を伝えられますし、各々調べてくれればそれでいいんですからね。
だからこそ自己満足で作ったしおりで、渡した友人に感想を求めるモノではないことも覚えておいてください。
「1時間もかけて作ったのに・・・」
なんて言おうものなら楽しくなるはずの遊びが一気に気まずくなってしまいますからね。
「ぼくが作りたかったから作ったんだ!」
くらい自分のために作ったスタンスで作れればばっちりです!きっとそれは伝わります。
まとめ
普段から使ってるCanvaで紹介しましたが大事なのはしおりを作ることです。
別ツールやアプリで作ってもいいですし、手書きで作ってもいいんです。
どうせ楽しむなら行く前楽しんだほうが楽しいと思います。
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