こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
先日友人がキャンプしてるとこに合流して夜寝てごはん食べて解散ということをしてきたのですが、夜に雨と強風でタープが飛んでテント内に浸水してきて濡れて起き、夜にタープを張りなおすという辛い経験をしました。
風が強い時にタープが飛んだり、テントが飛ぶというのはかなり最悪の状況です。
強風時のキャンプで気を付けることについてぼくの経験から書いていこうと思います。
キャンプに行かないという選択
楽しい楽しくないではなく、強風のキャンプは危険です。
芝生や高原のとこなど広く開けたキャンプ場ではテントやタープをさえぎるモノがなにもないということも多いです。
しっかり張ってないテントやタープが飛んでしまったり、それが他人のテントに当たって壊してしまうこともあるかもしれません。
逆に自分はしっかり対策していても木や石、他人のテントが飛んでくるかもしれません。
ケガをしてしまう危険もあります。
自然の中でのキャンプは晴れれば最高ですが、天気が崩れれば最悪もありえます。
そこまでをしっかり考えてからキャンプに行くかどうかを決めましょう。
気を付けること
キャンプ場選び
林間サイトなどの木が多いキャンプ場を選ぶと木が風よけになってくれるため安全にキャンプができます。
逆に海辺や原っぱの芝生サイトなどの吹きさらしのキャンプ場で強風に当たってしまうとテントが壊れる心配があります。
テントを飛ばさない
テントやタープは布で風を通さない素材でできているため、設営の時に不用意に広げると風を集めてしまい飛ばされることもあります。
なので設営の時は低い位置で広げていきます。
広げたテントの上に荷物を置いて飛ばされないようにするのも手です。
ドーム型やワンポール型のテントの場合はペグダウンを最初にして飛ばないようにしてからポールを入れて建てます。
先にペグを打つだけで風の中での設営は一気に楽になります。
タープはよっぽどの強風だとバタつく音がうるさいし危険なので無いほうが快適に過ごせることもあります。風が強くて張れないなと思ったら無理をして張らないほう良いです。
風の角度を見極める
テントの入り口を風下側にしてできる限りテントの正面から風を直接受けないようにします。
上手に張ればテントが風よけになって強風時もテントの陰で調理ができます。
またタープや大型シェルターテントで風よけして引きこもりキャンプにするのもいいと思います。
ペグの重要性
テントやタープにはペグが付属してると思います。
ついているのはプラスチックの柔いペグやアルミの細く短いペグですが、これってすごい弱いんです。
刺すときに地面の中に石があると曲がったり、抜くときに曲がってしまいやすくよくキャンプ場で曲がったり欠けたペグが落ちています。
やはり別途購入するのがいいですが、ペグには形でVペグや、Yペグ、ピンペグなど種類があり、素材でもアルミ、鉄、チタンなどの種類があります。
どれも一長一短なのですが万能に使うとなると鉄の鍛造ペグがオススメです。これを使うとペグは消耗品という考えが改められます。それほど強く固く頑丈で重いです。
重いというデメリットを差し置いても強風時のキャンプでは鍛造ペグ一択といえるほどの強さを見せてくれますのでまだ持ってないという方はタープとテントの分だけでも買いましょう。

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普段使わない張り縄も
ぼくは普段テントの張り縄をまず使わないのですが、風が強い時だけは張ります。
張り縄をすることで地面とテントの設置個所を増やして強度をあげれることとポールを折れにくくできます。
強風でテントが壊れる人の大半は張り縄を張っていない、または張り縄の使い方を間違っているかです。
また張り縄を張るとテントがピンとはってカッコ良くなりますのでめんどくさがらずにちゃんと張りましょう。ぼくもちゃんと張りますので。
焚火は危険
キャンプしにキャンプ行ってるのか、焚火しにキャンプ行ってるのかわからなくなる時があるほどキャンプ=焚火なところがありますが、強風時はしないようにしています。
火は風で強くなるのでキャンプでの風をさえぎることができない状態での焚火は火力を調整するのがとても難しくなります。
薪を入れすぎると火の粉が飛び散りテントやタープ、服に穴をあけていきます。
自分のモノだけならまだしも、他人のテントに穴をあけてしまう危険すらあります。
アウトドア製品は軽量化と強度のために火に弱い素材で作ってあります。
風が強いときなら数メートル離れていても火の粉で穴が一発で空きます。
プチ火事みたいなものなので、風の強い日は必要のない焚火は控えましょう。
引きこもりもあり
家じゃなくてテントにです。
ゲームや読書やおやつ食べたり、スマホいじっててもいいでしょう。
電波が弱いキャンプ場は多いので注意が必要です。
まとめ
自然相手の遊びなキャンプはどうしても天気に左右されてしまいます。
それが楽しみでもありますが、いつ自然が牙を向くかわかりません。
危ないものは危ないという危機感を忘れることなく安全で楽しいキャンプをできるようになりましょう。